ジョン・ディクスウェル《杯》(メトロポリタン美術館蔵)
ARTWORK

杯

Cup

種別
陶磁器
制作年
ca.1715
技法・素材
銀Silver
寸法
Overall: 3 1/4 x 4 1/8 in. (8.3 x 10.5 cm); 4 oz. 7 dwt. (134.9 g) Lip: Diam. 2 15/16 in. (7.5 cm) Base: Diam. 2 9/16 in. (6.5 cm)
所蔵
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
2787

銀の小杯を斜め前から写す。胴は下がまっすぐで、口へ向かってわずかに開き、口縁は薄く外へ反る。裾には二本の線を重ねた帯が回り、そこだけ光を強く返す。胴のほぼ中央に小判形の刻印が一つ押され、中の文字は潰れて読み取りにくい。右の取っ手は口縁の高さから始まり、上端の継ぎ目が平たい板状に広がってから大きく外へ回って下がり、末端は内へ巻いて鉤形に止まる。取っ手の外側には稜が一本通る。胴の表面は磨きの跡が縦横に残り、細かな擦れと打ち跡が光の中に浮く。口の内側は暗く落ち、底の見込みまでは見えない。銀。高さ八・三センチ、幅一〇・五センチ、重さ約一三五グラム。所蔵館は一七一五年ごろの作とする。メトロポリタン美術館蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、メトロポリタン美術館の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
2787
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月15日)

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  • 名画の楽しみ方

    銀の杯に、二種類の文字——作り手の極印と、持ち主の頭文字

    極印は打ち、頭文字は彫る。前者は目立たない場所に、後者は人から見える場所に置かれる。三つの文字を三角に配せば、夫婦の持ち物だと分かる。磨くたびにわずかずつ減っていく、銀器の文字を読みたい。打つ文字と彫る文字を分けたい。

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