ジョヴァンニ・ベリーニ《プブリウス・コルネリウス・スキピオ伝の一場面》(ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵)
ARTWORK

プブリウス・コルネリウス・スキピオ伝の一場面

An Episode from the Life of Publius Cornelius Scipio

種別
絵画
制作年
after 1506
技法・素材
油彩・カンヴァスoil on canvas
寸法
overall: 74.8 x 356.2 cm (29 7/16 x 140 1/4 in.) framed: 104.1 x 385.1 x 10.5 cm (41 x 151 5/8 x 4 1/8 in.)
所蔵
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
41589

横に長い一枚の画面に、灰白一色の人物が石の浮彫のように並び、地は赤褐色の斑で埋められる。左寄りには兜をかぶり槍を立てた兵たちが集まり、その右で一人が段を築いた台の上に腰を下ろし、隣に銘を刻んだ高い石板が立つ。台の下には小さな四足の獣が伏す。中央には衣を長く垂らした女たちが進み、一人は蓋のある器を捧げ持つ。右へ続く群れには馬の頭が二つのぞき、肩に大きな壺を担ぐ者、赤い旗を掲げる者が混じる。右端では髭の老人たちが向かい合う。槍と旗竿が縦の線となって画面を刻む。色は灰と白に限られ、地の赤褐色と旗の赤だけが強い。カンヴァスに油彩。縦七四・八センチ、横三五六・二センチ。所蔵館は一五〇六年以後の作とする。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、ナショナル・ギャラリー(ワシントン)の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
41589
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 画家を知る

    風景と光は、ここから始まった——ジョヴァンニ・ベリーニ

    小さな肖像の型、聖母子の変奏、絵の主役に育っていく風景、そして最晩年の異教主題。ティツィアーノらを生んだヴェネツィア絵画の土台は、一人の画家が六十年かけて敷いた。ワシントンに揃う八点で、その歩みを順にたどる。