トマス・ヒューズ・ヒンクリーの代表作
ARTIST

トマス・ヒューズ・ヒンクリー

Thomas Hewes Hinckley

生没年
1813–1896
国・地域
アメリカ
時代・様式
19世紀アメリカ美術

牛や犬、鹿など家畜と野生の動物を主題にした19世紀アメリカの動物画家。

動物を風景のなかに大きく据え、毛並みと骨格を丁寧に描き分けます。背景の樹木や空は柔らかく処理し、主役の輪郭を際立たせました。

生涯

マサチューセッツ州ミルトンに生まれ、商業に就いたのち画業に転じました。地元の農場で家畜を写生し、動物画で評価を得ます。英国とスコットランドに滞在し、同分野の作例を学びました。

COLUMNS関連コラム

  • 画家を知る

    角括弧の中は、推測である——トマス・ヒューズ・ヒンクリー

    六点の題で、地名が角括弧に入っている。館がそう推測した、という印である。疑問符が並ぶものもある。写生帖の頁は寸法がすべて同じで、外で描かれた跡が残る。記号の意味するところを読みたい。一冊の帖から、六点が出ている。

  • 画家を知る

    ほとんど白い頁も、残す——トマス・ヒューズ・ヒンクリー

    犬と鼠を描いた油彩二枚に、同じ写生帖から外された七葉を添える。鹿の素描もあれば、線が数本しかない頁もある。完成品と、その手前。美術館は白い紙も収蔵し、寸法と紙の色まで記録している。帖のまま残ったからこそ、頁ごとの差が見える。密な頁と、白い頁。