ジャン・デモステーヌ・デュグール《雉(ヴァチカンの緑陰連作より)》(シカゴ美術館蔵)
ARTWORK

雉(ヴァチカンの緑陰連作より)

The Pheasants from the "Verdures of the Vatican" Series

種別
染織
制作年
c. 1799
技法・素材
Silk, satin weave with plain interlacings of secondary binding warps and brocading wefts; embroidered with silk in chain (tambour work) and satin stitches
寸法
242.5 × 44.5 cm (95 1/4 × 17 1/2 in.)
所蔵
シカゴ美術館
所蔵品番号
52679

縦に長い絹の一幅で、中心線を軸にした左右対称の構成。上端に青灰色の逆円錐の笠が下がり、その下に二羽の雉が向かい合って止まる。頭は黄、胸は赤褐、翼は青で、長い尾羽が両外へ垂れる。雉が乗るのは金色の束ねた柱で、柱の下からは房が下がる。中央には玉を連ねた飾りが幾重にも弧を描いて掛かる。画面の中ほどには、薔薇と葉の輪に囲まれて台の上の鳥籠が置かれ、扉が開いている。下方では青い玉の連が二重に垂れ、赤い細紐が絡む。四隅と縁には葉と薔薇の枝が這う。地は生成りの繻子で、刺繍の糸が艶を返す。縦二四二・五センチ、横四四・五センチ。所蔵館は一七九九年頃の作とする。シカゴ美術館蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、シカゴ美術館の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
シカゴ美術館
所蔵品番号
52679
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 美術史・技法

    作者の欄が、五行になる——ゴブラン王立製作所の綴織

    下絵を描いた人、様式のもとになった人、縁の文様を考えた人、織った製作所、それを運営した三組の名。一枚の綴織の作者の欄には、これだけの名が並ぶ。長い欄が誰の何を記録しているのかを読みたい。受入の年は、百十六年に散らばる。