パウルス・ポッテル《牡牛》(シカゴ美術館蔵)
ARTWORK

牡牛

The Bull

種別
版画
制作年
1650
技法・素材
エッチング・クリーム色の簀の目紙Etching on cream laid paper
寸法
Plate: 10.8 × 14.7 cm (4 5/16 × 5 13/16 in.); Sheet: 11.5 × 15.2 cm (4 9/16 × 6 in.)
所蔵
シカゴ美術館
所蔵品番号
72

横長の紙面のほぼ左三分の二を、一頭の牡牛が横向きに占める。頭は右へ振り向いて正面を見せ、短い角が両側へ曲がり、額の毛が渦を巻く。首から腹、脚まで、体毛は細かな短い線を重ねて起こされ、腹の下には房状の毛が垂れる。四肢は太く、蹄が地面に食い込む。牛の背後には木の幹が立ち、上方で枝を右へ広げて疎らな葉をつける。左には角の欠けた石の壁が斜めに立ち、その面に作者名と年記が刻まれる。右奥の低い地平の手前には、角のある白い牛が立ち、その足もとに二頭が腹ばいになる。遠景は水平線に近く、小さな家並みと帆が点じられる。地面は横方向の短い線で示され、空は白く残される。下の余白に版元の書き入れがある。クリーム色の簀の目紙にエッチング。版寸は縦一〇・八センチ、横一四・七センチ。一六五〇年。シカゴ美術館蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、シカゴ美術館の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
シカゴ美術館
所蔵品番号
72
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

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