ラルフ・ホール商会《カップと受皿》(メトロポリタン美術館蔵)
ARTWORK

カップと受皿

Cup and Saucer

種別
陶磁器
制作年
ca. 1836–ca. 1841
技法・素材
陶器・転写絵付Earthenware, transfer-printed
寸法
Cup: H. 1 5/8 in. (4.1 cm) Saucer: Diam. 4 1/2 in. (11.4 cm)
所蔵
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
2774

白黒写真に、手前左へ取っ手のない小さな鉢形のカップ、右奥に受皿を立てて並べる。受皿の見込みには転写で男の胸像が刷られる。男は白く波打つ髪を耳の上でふくらませ、暗い上着に白い襟布を高く巻いて、やや左を向く。像は楕円の枠に収まり、枠の外周を葉を連ねた輪が左右から囲んで下で結ばれる。上縁に沿って欧文の大文字で人名が弧を描き、下縁にも短い語句が同じ書体で回る。転写の網点は粗く、顔の中ほどには刷りの掠れが白く抜ける。カップは低い高台に載り、正面に別の胸像が刷られる。こちらは巻き毛を大きく広げ、襟元に白い布を寄せて右を向く。陶器に転写絵付。皿の径一一・四センチ。所蔵館は一八三六年ごろから一八四一年ごろの作とする。メトロポリタン美術館蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、メトロポリタン美術館の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
2774
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月15日)

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    番号の差が、八である——タッカー製陶所ほかのカップと受皿

    読点でつながれた二つの番号。その差が八なら、同じ受入に八客あったと推せる。差が一なら、一組ずつ振っている。書かれていない揃いの規模を、記号の構造から読み取る。二つで一件にする理由も考えたい。受皿が深く作られている理由にも触れたい。