シャルル=フランソワ・ドービニー《林檎の花》(メトロポリタン美術館蔵)
ARTWORK

林檎の花

Apple Blossoms

種別
絵画
制作年
1873
技法・素材
油彩・カンヴァスOil on canvas
寸法
23 1/8 x 33 3/8 in. (58.7 x 84.8 cm)
所蔵
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
436085

画面の中ほどに、白い花をつけた林檎の木が枝を横へ広げて立ち、右へ同じような木が数本、間隔をおいて奥へ退く。幹は褐色で、根もとから二股三股に分かれる。左端では褐色と白の牛が首を下げて草を食み、その右に人が腰を落として休む。手前は丈のある草地で、白や黄の小さな花が点々と散り、草の穂が幾筋も立ち上がる。空は画面の上三分の一を占め、青地に白い雲が横に刷かれる。奥の木立は暗い緑の帯となって地面と空を分ける。花は白い絵具を短く置いて表され、草地には緑を重ねた厚い筆の跡が残る。右下に署名と年記が読める。カンヴァスに油彩。縦五八・七センチ、横八四・八センチ。一八七三年、メトロポリタン美術館蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、メトロポリタン美術館の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
436085
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月11日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 画家を知る

    舟を、画室にする——シャルル=フランソワ・ドービニー

    ドービニーは舟に画室を作り、水面の高さから川を描いた。視点は寸法に現れ、極端な横長の画面になる。反射の描き方から板という支持体まで、足場が構図を決める過程を九点で読む。印象派への橋渡しと呼ばれる理由も見ておきたい。