ジャン=レオン・ジェローム《モスクの祈り》(メトロポリタン美術館蔵)
ARTWORK

モスクの祈り

Prayer in the Mosque

種別
絵画
制作年
by 1874
技法・素材
油彩・カンヴァスOil on canvas
寸法
35 x 29 1/2 in. (88.9 x 74.9 cm)
所蔵
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
436482

柱が奥へ幾列も続く広い堂内。手前の三人が赤地に模様のある敷物と板の上に並んで立ち、両手を胸の前に上げる。左の一人は赤い長衣に金の帯と白い巻き布、中央は白い衣に緑の布を掛け、右は赤い袴に短い上衣を着ける。柱の上には赤と白の縞の迫り持ちが並び、木の梁が横に渡され、そこから鎖で吊るされた大きな灯火の輪といくつもの吊り灯が下がる。堂内には鳩が飛び交い、床にも群れている。左奥の列柱の間には礼拝する人々が横に並び、その手前に衣をほとんど着けない人物が一人立つ。床は大きな石板を敷き詰め、奥から差す光で白く照り返す。全体は褐色と灰白の階調。カンヴァスに油彩。縦八八・九センチ、横七四・九センチ。所蔵館は一八七四年までの作とする。メトロポリタン美術館蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、メトロポリタン美術館の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
436482
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月12日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 画家を知る

    磨いた表面と、残した筆跡——ジャン=レオン・ジェローム

    筆の跡を消した大作と、跡を残した小品。石が肉になる場面から、虎、モスク、狩りの肖像まで六点を見る。東方主題をめぐる問題にも触れる。仕上げは技術の限界ではなく選択である。近づいて、表面そのものを見てほしい。