ジャン=バティスト・グルーズ《若い女性の頭部》(メトロポリタン美術館蔵)
ARTWORK

若い女性の頭部

Head of a Young Woman

種別
絵画
制作年
possibly 1780s
技法・素材
油彩・カンヴァスOil on canvas
寸法
16 1/8 x 12 3/4 in. (41 x 32.4 cm)
所蔵
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
436582

若い女の頭部を胸のあたりまで描く。顔は右上を見上げ、口をわずかに開き、白目の際まで細かく描き分けられる。頭には白い薄物の被り布を掛け、それが左の頬をかすめて肩へ垂れ、胸の前で結ばれずに折れ重なる。被り布は透けており、下の褐色の巻き毛が透けて見える。髪はほつれて耳の前に一筋落ちる。肩には白い薄手のシャツを着て、袖に細かな襞が寄る。その上に黒に近い深緑の胴着を重ねる。頬と唇にだけ赤みが差し、他は白と灰褐色で通す。背景は暗い灰褐色で、右下にかけて濃くなる。画面の四辺に地の色が細く残る。カンヴァスに油彩。縦四一センチ、横三二・四センチ。所蔵館は一七八〇年代の作とする可能性を記す。メトロポリタン美術館蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、メトロポリタン美術館の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
436582
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月13日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 画家を知る

    割れた卵と、伏せた目——ジャン=バティスト・グルーズ

    床に転がる卵、それを直そうとする子ども。物語を語る風俗画で名を上げた画家の六点を見る。歴史画への挑戦と、量産された頭部の絵にも触れる。目の向きだけで感情の種類が決まる。型と知って見ても、効果は消えない絵である。