フランス・ハルス《男の肖像(ニコラス・ピーテルス・ダイスト・ファン・フォールハウトと推定)》(メトロポリタン美術館蔵)
ARTWORK

男の肖像(ニコラス・ピーテルス・ダイスト・ファン・フォールハウトと推定)

Portrait of a Man, Possibly Nicolaes Pietersz Duyst van Voorhout (born about 1600, died 1650)

種別
絵画
制作年
ca. 1636–38
技法・素材
油彩・カンヴァスOil on canvas
寸法
31 3/4 x 26 in. (80.6 x 66 cm)
所蔵
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
436621

男が身体を右へ向け、左の腰に手を当てて肘を張り、顔をこちらへ向ける。つばの広い黒い帽子を斜めにかぶり、下から金褐色の巻き毛が肩まで垂れる。口髭は上を向き、顎の下に小さな鬚を残す。銀灰色の絹の上着は光を受けて縦に艶の筋が走り、前身頃には黒い紐留めと黒いリボンが結ばれる。肩から胸に幅の広い白い襟が掛かり、縁に大きな葉形のレースが連なる。袖口にも折り返した白布が見える。右手は身体の前で軽く握られる。背景は褐色一色で、頭の周りだけ光の輪のように明るい。上着の白い光の筋は太い一筆で置かれる。カンヴァスに油彩。縦八〇・六センチ、横六六センチ。所蔵館は一六三六年から三八年頃の作とし、人物はニコラス・ピーテルス・ダイスト・ファン・フォールハウトの可能性があると記す。メトロポリタン美術館蔵。

出典・権利情報

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出典
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
436621
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月13日)

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    フランス・ハルスは筆の跡を残したまま肖像を仕上げた。白い襟は数回の筆で置かれ、黒は一色ではない。書き換えられた年齢の数字まで含めて、速い仕上げが何を得たのかを十点で読む。速さが値段に関わっていた事情にも触れる。