ハンス・メムリンク《カーネーションを持つ若い女》(メトロポリタン美術館蔵)
ARTWORK

カーネーションを持つ若い女

Young Woman with a Pink

種別
絵画
制作年
ca. 1485–90
技法・素材
油彩・板Oil on wood
寸法
Overall 17 x 7 3/8 in. (43.2 x 18.7 cm); painted surface 17 x 6 7/8 in. (43.2 x 17.5 cm)
所蔵
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
437059

細長い板。石の迫り持ちの下に若い女が立ち、下辺の石の縁に左手を置く。額を広く剃り上げ、黒い髪を左右の肩へ長く垂らし、額の中央に細い黒い輪を掛ける。衣は深い赤で、胸には横襞を刻んだ黒い当て布を当て、首まわりと袖口を白く縁取る。喉には細い金の鎖が回り、胸の位置に小さな飾りが下がる。右手は腰の前で赤い花を一輪つまむ。左上からは灰青の薄い布が斜めに垂れて肩を越える。開口の外は青空と濃緑の樹叢、右下に緑の野が続く。両側には木枠の木口がそのまま見える。板に油彩。縦四三・二センチ、描かれた面の横一七・五センチ。所蔵館は一四八五〜九〇年頃の作とする。メトロポリタン美術館蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、メトロポリタン美術館の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
437059
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月13日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 美術史・技法

    板に描くということ——メムリンクとヘラルト・ダヴィト

    初期ネーデルラントの絵は木の板に描かれた。両面に絵があり、翼は切り離され、縁には枠の痕が残る。メムリンクとヘラルト・ダヴィトの小さな板絵八点から、材料と形が決めていたことを読む。翼を失った断片が何を語れなくなるのかも見ておきたい。