コルネリス・ノルベルトゥス・ヘイスブレヒツ《壁に掛かる文入れ》(ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵)
ARTWORK

壁に掛かる文入れ

A Hanging Wall Pouch

種別
絵画
制作年
c. 1677
技法・素材
oil on panel, mirrored glass
寸法
overall: 67.31 × 26.51 cm (26 1/2 × 10 7/16 in.)
所蔵
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
117333

板そのものが文入れの形に切り抜かれ、輪郭の外は壁の白がそのまま見える。上端では緑の紐が輪を作って結ばれ、そこから青い布張りの袋が縦に垂れる。袋は褐色の革で縁取られ、上下二段の口が開く。上の口には書き入れのある紙が数枚差し込まれ、印刷された小さな紙、卵形の淡黄の塊、細長い柄がのぞく。中段には白い羽根筆が斜めに立ち、赤い封蝋の塊と、赤い紐を掛けた金縁の鏡が収まる。鏡には実際の鏡硝子が嵌め込まれる。その右に黒い櫛が歯を上へ向けて挿さる。下段には長髪の男を刷った肖像、手書きの書状、丸い金色の小箱、赤い封蝋の棒、赤い封印を三つ捺した白い紙が重なる。左下からは緑の紐が長く垂れる。板に油彩、鏡硝子を併用。縦六七・三センチ、横二六・五センチ。所蔵館は一六七七年頃の作とする。ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、ナショナル・ギャラリー(ワシントン)の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
117333
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 美術史・技法

    画中の手紙と新聞——ハバール《模造》ほか九点

    手紙、新聞、暦、帳面、そして紙幣。九点の画面には、必ずどこかに紙がある。そして紙には文字が書かれている。紙が絵の中に入ると、時間も一緒に入ってくる。だまし絵まで含めて、画中の紙の働きを読みたい。紙に書かれた日付も追いたい。