ギュスターヴ・クールベ《トルーヴィルの黒い岩》(ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵)
ARTWORK

トルーヴィルの黒い岩

The Black Rocks at Trouville

種別
絵画
制作年
1865/1866
技法・素材
油彩・カンヴァスoil on canvas
寸法
overall: 50 × 61 cm (19 11/16 × 24 in.) framed: 70.8 × 81.28 × 6.35 cm (27 7/8 × 32 × 2 1/2 in.)
所蔵
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
154844

画面の四分の三を空が占め、赤褐色の雲が渦を巻いて広がる。雲は下ほど濃く、水平線の上で暗い帯となり、上部では青緑がわずかに透ける。絵具は筆と篦で厚く置かれ、削り取ったような跡が随所に残る。水平線は低く一直線に引かれ、その手前の海は灰緑から桃色へ移る。海上には小さな帆が二つ、白い点として浮かぶ。前景は引き潮の浜で、黒く濡れた岩の群れが左右に横たわり、岩の上面は桃色と灰に光り、間に水が溜まる。最前面は乾いた砂が黄土色に走る。左下の隅に署名がある。カンヴァスに油彩。縦五〇センチ、横六一センチ。所蔵館は一八六五〜六六年の作とする。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、ナショナル・ギャラリー(ワシントン)の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
154844
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 画家を知る

    描くに値するものは、誰が決めるのか——ギュスターヴ・クールベ

    クールベは、酒場の女主人を歴史画の大きさで描いた。整えられていない表情、二つとも見えている手、自前の展示小屋、天使を見たことがないという言葉。レアリスムという挑発が何を要求したのかを、公開作品と当時の記録から確かめる。