ジョヴァンニ・カリアーニ《犬を連れた男性の肖像》(ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵)
ARTWORK

犬を連れた男性の肖像

Portrait of a Man with a Dog

種別
絵画
制作年
c. 1520
技法・素材
油彩・カンヴァスoil on canvas
寸法
overall: 66.7 x 53.2 cm (26 1/4 x 20 15/16 in.) framed: 94.6 x 80.6 x 6.3 cm (37 1/4 x 31 3/4 x 2 1/2 in.)
所蔵
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
37636

暗い衣の男が半身を見せ、顔を正面へ向ける。長い黒髪と顎鬚、首に細い金の鎖。白い襦袢が胸元にのぞき、外衣は黒褐色で肩から大きく落ちる。腰の帯には金具のついた黒い品が差される。手前の石の縁に白い長毛の小犬が前脚を揃えて伏せ、男の手がその背に置かれる。犬は正面を向き、鼻と目が黒く点じられる。左は開口となり、その外に景色が広がる。曲がりくねった川、丸い木の茂み、遠くに青い二つの山と白い建物、細い枝の木。道には黒衣の人影が一つ立つ。開口の上からは緑の帳が斜めに垂れる。左下の石の台には文字らしい刻みがあり、その上に赤い縁の書物が斜めに立てかけられる。カンヴァスに油彩。縦六六・七センチ、横五三・二センチ。所蔵館は一五二〇年頃の作とする。ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、ナショナル・ギャラリー(ワシントン)の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
37636
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 美術史・技法

    欄干に、彫ったように書く——ドッソ・ドッシ、ミレーほか九点

    画面の下端に石の欄干を描き、その平らな面に文字を置く。石は硬く、刻まれた文字は動かない。その約束ごとが、そのまま絵の中へ持ち込まれている。文字のための平面をあらかじめ構図に組み込む工夫を読みたい。石の面という約束を読みたい。