アメリカ、18世紀(作者不詳)《マリア》(ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵)
ARTWORK

マリア

Maria

種別
絵画
制作年
c. 1790
技法・素材
水彩・ペン・インク・絹watercolor, pen, and ink on silk
寸法
overall: 38.4 x 29.2 cm (15 1/8 x 11 1/2 in.) framed: 41.4 x 35.2 cm (16 5/16 x 13 7/8 in.)
所蔵
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
42449

画面の右半分を太い樹の幹が斜めに占め、その根元に女が横向きに坐る。白い長衣は裾が地面へ大きく広がり、右手を頬に当てて顔を伏せ、髪には緑の細い帯が巻かれる。胸元から緑の紐が一本、地面まで長く垂れる。左手前の草地には小さな犬が一匹立ち、その先に脱げた靴が置かれる。中景の道には幌をかけた車と繋がれた馬が小さく描かれ、左遠くの水平線上で赤い雲の帯の間に丸い日が沈む。樹の葉、下草、木立は細かい線を重ねて表され、幹には縦の筋が並ぶ。下端中央に題が記され、その左右に細字の書き入れが二段ずつ入る。周囲は絹地のまま残る。絹に水彩・ペン・インク。縦三八・四センチ、横二九・二センチ。所蔵館は一七九〇年頃、作者をアメリカ、一八世紀の作者不詳とする。ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、ナショナル・ギャラリー(ワシントン)の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
42449
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 美術史・技法

    絵が、家の一部だったころ——18世紀アメリカの作者不詳

    縦の三倍近い幅をもつ画面が三点ある。扉の上や暖炉の上に合わせて作られた形である。版画から起こした聖書の場面、渦巻きの枠を描いた壁の布、絹に描いた一枚。家具としての絵を見たい。寸法がそろう二点の関係にも触れておきたい。