トマス・チェンバーズ《ジブラルタル沖のフェルッカ船》(ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵)
ARTWORK

ジブラルタル沖のフェルッカ船

Felucca off Gibraltar

種別
絵画
制作年
mid 19th century
技法・素材
油彩・カンヴァスoil on canvas
寸法
overall: 55.8 x 76.6 cm (21 15/16 x 30 3/16 in.) framed: 72 x 92.4 x 7.6 cm (28 3/8 x 36 3/8 x 3 in.)
所蔵
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
51090

横長の画面の中央を、黒い船体の帆船が左へ進む。大きな三角帆を三枚張り、帆はいずれも黄白色で、細い横線が幾筋も引かれる。甲板には赤い衣の人影が数人並び、船首の下に白い波が立つ。中央のマストの頂に赤い小旗。背後には緑と褐色の大きな岩山がそびえ、崖の面には方形の暗い開口が数段に並ぶ。崖の上と空には白い鳥が無数に散る。左奥には紫の遠山、右端に小さな帆船が二隻。空は黄と桃色に染まり、白い積雲が連なる。海は濃い緑で、白い波頭が細かく刻まれる。カンヴァスに油彩。縦五五・八センチ、横七六・六センチ。所蔵館は一九世紀半ばの作とする。

出典・権利情報

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出典
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
51090
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

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    同じ大きさの海を、何枚も——トマス・チェンバーズ

    七点がほぼ同じ寸法で、水面はどれも白い線の連なりでできている。規格で描かれた港と嵐と湖。線の引き方の違いだけを追って、九点を見ていく。版画から借りた構図を、自分の色で描き直す。量産と手仕事は矛盾しなかった。