エドゥアール・ヴュイヤール《炉端に座る女》(ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵)
ARTWORK

炉端に座る女

Woman Sitting by the Fireside

種別
絵画
制作年
c. 1894
技法・素材
油彩・厚紙oil on cardboard
寸法
overall: 21.5 x 26.2 cm (8 7/16 x 10 5/16 in.) framed: 38.7 x 44.8 x 7.6 cm (15 1/4 x 17 5/8 x 3 in.)
所蔵
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
52240

横長の厚紙に、坐る女を後ろ斜めから置く。女は青と黄の格子の衣をまとい、肩から膝までが一続きの面となる。黒褐色の髪を結い、横顔の輪郭だけが淡く残る。左には黒い縦長の塊が立ち、上端で横へ広がって棚のような形をつくる。その左端には灰白の細い帯が縦に走る。背景の壁は白い絵具の上に赤い短い線を無数に立て、下地の黄土を透かせる。右には赤褐色の大きな面が弧を描いて画面を占め、女の背に迫る。手前の床は黄褐と緑褐で、横に流れる筆が残る。厚紙の縁は擦れて毛羽立ち、四辺で下地が露わになる。右下隅に署名。厚紙に油彩。縦二一・五センチ、横二六・二センチ。所蔵館は一八九四年頃の作とする。ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、ナショナル・ギャラリー(ワシントン)の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
52240
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 画家を知る

    模様に沈む人物——エドゥアール・ヴュイヤール

    ヴュイヤールの室内では、縞の服が花模様の壁に溶けていく。厚紙という支持体、膠絵という技法、小品と装飾画の落差。模様の中の人が何を描いているのかを九点で読む。仲間との活動や、初期の自画像との落差も見ておきたい。