ジャン=ルイ・フォラン《徴発》(ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵)
ARTWORK

徴発

The Requisition

種別
絵画
制作年
c. 1919
技法・素材
油彩・カンヴァスoil on canvas
寸法
overall: 50 x 61 cm (19 11/16 x 24 in.) framed: 68 x 77.8 x 5.1 cm (26 3/4 x 30 5/8 x 2 in.)
所蔵
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
57652

暗い雲が渦を巻いて画面の上半分を覆い、右下だけが黄土色に明るく開ける。中央では、淡い灰の外套に赤い帯の軍帽をかぶった口髭の男が前かがみになり、両手で大きな布包みをつかむ。左では髪を垂らした女が白い上衣と黒い裾で身を反らし、同じ包みを引き寄せる。二人の足元は影に沈み、左端には黒い塊が積まれる。明るく開けた右下には、白く塗り残した馬と荷車らしい形が数頭分、粗い筆で並ぶ。空には細い棒のような縦線が一本立つ。絵具は薄く、下地の布目が全面に透ける。右下に署名。カンヴァスに油彩。縦五〇センチ、横六一センチ。所蔵館は一九一九年ごろの作とする。

出典・権利情報

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出典
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
57652
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

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  • 画家を知る

    法廷を、絵の主題にする——ジャン=ルイ・フォラン

    劇場の裏、競馬場、川辺。フォランの初期の絵には軽さがある。ところが後半、主題は法廷と嘆願と徴発に移り、色が暗くなる。風刺画家が笑わなくなるまでの四十年を、九点で順に追いかける。笑いを外したとき、絵には状況の重さだけが残った。