アルベルト・カイプ《牛の番をする牛飼いたち》(ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵)
ARTWORK

牛の番をする牛飼いたち

Herdsmen Tending Cattle

種別
絵画
制作年
1655/1660
技法・素材
油彩・カンヴァスoil on canvas
寸法
overall: 66 x 87.6 cm (26 x 34 1/2 in.) framed: 88.9 x 109.9 x 3.8 cm (35 x 43 1/4 x 1 1/2 in.)
所蔵
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
66

画面の右半分を牛の群れが占め、左半分は低く沈んだ川と平野が奥へ開く。手前の丘に立つ牛飼いは赤い上着に黒い帽子、長い杖を担ぎ、背をこちらに向けて右手を牛へ伸ばす。その足元に麦藁帽の少年が青い服で膝をつく。牛は褐色・白・赤茶と毛色が違い、数頭が立ち、白い一頭が草に伏す。右奥では帽子の男が馬上から鞭を上げ、そばに荷を負った人影が腰を下ろす。左の遠景の水辺には塔と城壁らしい建物が霞み、空には桃色を帯びた雲の塊が高く盛り上がり、鳥が数羽散る。手前は大きな石と枯れ枝で縁取られる。左下隅に署名らしい書き入れ。カンヴァスに油彩。縦六六センチ、横八七・六センチ。所蔵館は一六五五年から六〇年の作とする。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、ナショナル・ギャラリー(ワシントン)の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
66
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 画家を知る

    行かずに描いた、南の光——アルベルト・カイプ

    イタリアに行かなかったと考えられている画家が、故郷の川と牛をイタリアの夕日で包んだ。銀灰色の初期から黄金の光の円熟期まで、ドルトレヒトをほとんど動かなかったカイプの八点で、風景画とは光の演出であることを確かめる。