エドゥアール・ヴュイヤール《二十一歳の自画像》(ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵)
ARTWORK

二十一歳の自画像

Self-Portrait, Aged 21

種別
絵画
制作年
1889
技法・素材
油彩・カンヴァスoil on canvas
寸法
overall: 22.2 x 17.4 cm (8 3/4 x 6 7/8 in.) framed: 30.2 x 25.4 x 3.5 cm (11 7/8 x 10 x 1 3/8 in.)
所蔵
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
93000

若い男の顔を、やや見上げる角度でとらえる。顔は右へ向き、目だけが左上へ動く。髪は淡い金茶で、額の上に厚く盛り上がり、耳の後ろへ流れる。頬と顎は赤褐色の髭に覆われ、鼻の頭と頬骨、耳に赤みが強く出る。首元には白い襟が立ち、間に緑の細い布と黒い結び目がのぞく。上衣は灰と紫を帯び、肩から下は影に沈む。背景は暗褐色を粗い筆で掻いた地で、顔の輪郭がその暗さに接して際立つ。光は左手から差し、額と鼻筋、頬の高い所が明るく、顎の下は沈む。右下に赤い署名。カンヴァスに油彩。縦二二・二センチ、横一七・四センチ。一八八九年、ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、ナショナル・ギャラリー(ワシントン)の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
93000
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 画家を知る

    模様に沈む人物——エドゥアール・ヴュイヤール

    ヴュイヤールの室内では、縞の服が花模様の壁に溶けていく。厚紙という支持体、膠絵という技法、小品と装飾画の落差。模様の中の人が何を描いているのかを九点で読む。仲間との活動や、初期の自画像との落差も見ておきたい。