ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロの代表作
ARTIST

ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ

Giovanni Battista Tiepolo

生没年
1696–1770
国・地域
イタリア
時代・様式
18世紀ヴェネツィア派

天井画に明るい空と浮遊する人物を描き、18世紀ヨーロッパの装飾画を代表したヴェネツィアの画家。

下から見上げる視点を前提に、人物を大胆に短縮して配置します。白と淡青を基調にした明るい色で、影を重くせずに立体を作りました。

生涯

ヴェネツィアに生まれ、教会と邸宅の大画面装飾で名を上げました。ヴュルツブルクの司教館では階段室の巨大な天井画を手がけています。晩年はスペイン王の招きでマドリードに移り、同地で没しました。

COLUMNS関連コラム

  • 画家を知る

    同じ題が、同じ館に二点ある——ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ

    同じ題、同じ年の二点が、同じ館に収まっている。違うのは寸法だけである。支持体も技法も二通りに分かれ、寓意という形が九点をつないでいる。題で区別できない作を、記録がどう扱うのかを見たい。二つの館に、九点が分かれている。

  • 画家を知る

    見上げる絵の設計——ティエポロの天井画

    天井画は、下から見上げられる前提で作られる。ティエポロの下絵は中央を空け、縁に人物を寄せる。壁から剥がされた断片や祭壇画の下絵まで、建築の一部としての絵を九点で確かめる。下絵がどこまで完成作を拘束したのかも見ておきたい。