ペーテル・パウル・ルーベンス《聖母の戴冠》(メトロポリタン美術館蔵)
ARTWORK

聖母の戴冠

The Coronation of the Virgin

種別
絵画
制作年
ca. 1632–33
技法・素材
油彩・板Oil on wood
寸法
19 5/8 x 16 in. (49.8 x 40.6 cm)
所蔵
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
437524

雲の上に青灰色の衣の女が膝をつき、顔を上げて両手を胸の前で組む。左では赤い外衣をまとった半裸の男が身を乗り出し、右では白髭の老人が黄金色の大きな衣を翻して、二人がかりで金の環を女の頭上へ差し掛ける。老人の右脇には灰色の球体が置かれ、二人の間の上方から白い光が細く降りる。画面の下辺では翼のある裸の幼児が五、六人、雲の上に重なり合って横たわる。絵具は薄く延ばされ、板の木目と褐色の下地が透けて見える箇所が多い。背景は左上を明るく、右下を暗く沈めた褐色一色でまとめられる。板に油彩。縦四九・八センチ、横四〇・六センチ。所蔵館は一六三二〜三三年頃の作とする。メトロポリタン美術館蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、メトロポリタン美術館の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
437524
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月13日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 画家を知る

    大画面と、手のひらの板——ルーベンスと工房

    横三メートル三十センチの画布に、実物大のライオンが九頭。かたや縦五十センチの小さな板は、大画面のための下絵である。工房を構え注文をさばいた人の仕事を、寸法の幅から九点で見ていく。晩年、この人は自分のために小さな板へ森を描いた。