ルーカス・クラーナハ(父)《ザクセンの公子》(ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵)
ARTWORK

ザクセンの公子

A Prince of Saxony

種別
絵画
制作年
c. 1517
技法・素材
油彩・板oil on panel
寸法
overall: 43.7 x 34.4 cm (17 3/16 x 13 9/16 in.) framed: 58.4 x 48.9 x 4.7 cm (23 x 19 1/4 x 1 7/8 in.)
所蔵
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
33750

黒く塗り潰した背景に、金髪の子どもが胸から上を見せる。前髪をそろえ、肩まで垂れた髪の上に、小さな花と石を連ねた輪をかぶる。首元は金の刺繍を詰めた立襟で、白い格子模様の下着がのぞく。肩から黄褐色の厚い肩掛けが左右に垂れ、その下から赤い袖が出る。袖には濃い赤で唐草と花の模様が織り出される。両手は腹の前で重ねられ、左手の指先は小さなものをつまむように合わさる。顔は正面を向き、灰青の目を大きく見開き、口を閉じる。光は左上から当たって額と頬、手の甲を照らし、背景との境で輪郭が沈む。板に油彩。縦四三・七センチ、横三四・四センチ。一五一七年ごろ。ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、ナショナル・ギャラリー(ワシントン)の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
33750
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 画家を知る

    同じ顔を、量産する——クラーナハ工房のルター像

    クラーナハ工房は、同じ寸法と同じ背景で肖像を作り続けた。蛇の標の翼の向きは年代を教え、顔だけが描き替えられる。ルターの肖像を含む九点で、作者性が仕組みに宿る過程を確かめる。板の産地や貼られた印刷文字まで手がかりになる。