Thomas Doughty《空想の風景》(ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵)
ARTWORK

空想の風景

Fanciful Landscape

種別
絵画
制作年
1834
技法・素材
油彩・カンヴァスoil on canvas
寸法
overall: 76.3 x 101.5 cm (30 1/16 x 39 15/16 in.) framed: 105.7 x 130.5 x 11.8 cm (41 5/8 x 51 3/8 x 4 5/8 in.)
所蔵
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
46475

中央を川が奥から手前へ流れ、浅い瀬で白く泡立ち、手前では鏡のように静まる。川底の小石と、水面に突き出た岩がいくつも見える。右手は垂直に切り立つ暗い岩壁で、その上に木立が茂り、さらに高い岩の頂には円い塔と崩れた壁が立ち、窓の穴が黒く抜ける。左手には幹の細長い木が二本、高く伸びて傘のような樹冠を広げ、その根もとは明るい緑の斜面と土の道になる。中景の左には柱の並ぶ建物らしい白い塊が霞み、その手前の岸に小さな人影が二つ見える。奥には雪をかぶった鋭い峰が幾つも連なり、下半分は白い靄に溶ける。空は白く、上方にだけ薄い雲の筋が走る。カンヴァスに油彩。縦七六・三センチ、横一〇一・五センチ。一八三四年、ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、ナショナル・ギャラリー(ワシントン)の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
46475
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 画家を知る

    手前を暗く、奥を明るく——トマス・ドーティ

    画面が三つの層に分かれる。手前は暗く、中景がつづき、奥が明るい。空気の層が距離を作る。北米で最初期の風景専門画家とされる人の六点から、遠さを描く仕組みを取り出す。左右の木は、枠として働く。帆の白い点が、距離を測る目印になる。