ラルフ・アルバート・ブレークロック《月光、野営地》(スミソニアン協会蔵)
ARTWORK

月光、野営地

Moonlight, Indian Encampment

種別
絵画
制作年
1885-1889
技法・素材
油彩・カンヴァスoil on canvas
寸法
27 1/8 x 34 1/8 in. (68.8 x 86.8 cm.)
所蔵
スミソニアン協会
所蔵品番号
saam_1929.6.3

左右に黒い木立が立ち、その間の中央に淡い黄色の空がひらける。木の葉は細かな点の連なりとして描かれ、枝の隙間から空が透ける。中景は水面で、対岸の低い丘が青灰色に霞み、水は白く光を返して手前へ広がる。右手の岸には円錐形の天幕が三基並び、その足もとに小さな火が赤く灯る。火のまわりに数人の人影がうずくまり、右端には白い馬が立つ。天幕の手前、水際には人物が一人、こちらに背を向けて立つ。手前の地面と岩は黒く沈み、輪郭だけが残る。画面左下の隅に署名の書き入れがある。全体は黒褐色と黄土色でまとめられ、明るいのは空と水面だけ。絵具は薄く重ねられ、木立の部分に細かな筆の粒が浮く。カンヴァスに油彩。縦六八・八センチ、横八六・八センチ。一八八五年から一八八九年の作。スミソニアン協会蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、スミソニアン協会の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
スミソニアン協会
所蔵品番号
saam_1929.6.3
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 画家を知る

    月夜だけを描き続けて——ラルフ・アルバート・ブレークロック

    明るい空と、暗い地上と、黒い木の輪郭。ブレークロックはその型を何度も使った。型が確立していたために贋作が横行し、本人は病院にいた。九点を近くで見ると、手数の跡だけは真似できないと分かる。月は同じでも、木の描き方は一枚ごとに違っている。