Ancestral Pueblo《渦の帯を巡らせた貯蔵壺》(シカゴ美術館蔵)
ARTWORK

渦の帯を巡らせた貯蔵壺

Storage Jar with Horizontal Bands of Interlocking Scrolls

種別
陶磁器
制作年
875–1130
技法・素材
陶器・顔料Earthenware and pigment
寸法
43.2 × 45.7 cm (17 × 18 in.)
所蔵
シカゴ美術館
所蔵品番号
51185

灰色の背景に、ほぼ球形の壺が置かれる。胴の上半から中ほどまでを黒地の帯が二段めぐり、その中に白く抜いた渦巻きが連なる。渦は先端を巻き込みながら左右へつながり、白い帯の縁には細かな鋸歯が並ぶ。肩の上には黒の細い線がめぐり、内側へ傾く短い口縁には三角を並べた文様が見える。口の縁は一部が欠けて波打つ。胴の下半は文様がなく、赤みを帯びた素地のままで、底近くには焼けの斑と擦れが残る。表面に艶はなく、黒の顔料は薄く掠れた箇所がある。陶器に顔料。高さ四三・二センチ、径四五・七センチ。所蔵館は八七五年から一一三〇年の作とする。シカゴ美術館蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、シカゴ美術館の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
シカゴ美術館
所蔵品番号
51185
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 美術史・技法

    白い地に、黒い渦を巻く——古代プエブロの土器

    千年以上前の南西部で焼かれた壺と鉢である。釉薬は使わず、鉱物の顔料で直接描く。作った人の名は残らないが、その子孫にあたる人々はいまも暮らしている。館の記録が示すことと示さないことを、六点で確かめる。来歴の欄が空白であることの意味も、あわせて考えたい。