ヨース・ファン・クレーフェ《聖母子》(メトロポリタン美術館蔵)
ARTWORK

聖母子

Virgin and Child

種別
絵画
制作年
ca. 1525
技法・素材
油彩・板Oil on wood
寸法
Overall 28 3/8 x 21 1/4 in. (72.1 x 54 cm); painted surface 27 3/4 x 20 3/4 in. (70.5 x 52.7 cm)
所蔵
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
436795

聖母が半身で座り、白い薄衣を頭に掛け、青い衣に赤い外套を重ね、外套の裏には濃い毛皮が覗く。膝の裸の幼児は目を閉じて母の胸に寄り、首に赤い珊瑚の玉を連ねた飾りを掛け、右手に橙色の実を持つ。母の右手は開いた本の頁を押さえ、その頁には彩色された小さな絵と文字が並ぶ。本は赤い布を掛けた石の台にのる。手前の台の縁には、赤い葡萄酒の入った脚付きの杯、葡萄と割った柘榴を盛った金の脚付き鉢、皮を剥いた実、小刀、半分に切った柑橘が置かれる。背景は左に岩山の城と家並み、中央から右へ水面と町が広がり、遠くは青くかすむ。空には白い雲が横に伸びる。板に油彩。全体は縦七二・一センチ、横五四センチ、画面は縦七〇・五センチ、横五二・七センチ。所蔵館は一五二五年頃の作とする。メトロポリタン美術館蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、メトロポリタン美術館の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
436795
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月12日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 画家を知る

    上が丸い板に、対の夫婦——ヨース・ファン・クレーフェ

    上端が半円になった板が二枚、向かい合う。手袋を持つ男と、数珠を持つ女。緑の背景と、緑の衣。十六世紀のアントウェルペンで、絵が商品として売られた町の作法を、六点でたどる。二枚を並べて初めて意味が通る、対の肖像という形式である。手袋と数珠が、それぞれの役割を示す。