ヨース・ファン・クレーフェ《聖家族》(メトロポリタン美術館蔵)
ARTWORK

聖家族

The Holy Family

種別
絵画
制作年
ca. 1525
技法・素材
油彩・板Oil on wood
寸法
20 3/8 x 14 5/8 in. (51.8 x 37.1 cm)
所蔵
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
436797

画面の右寄りに、赤い外衣と青い衣をまとった聖母が座り、白い頭布を高く被って幼子に乳を含ませようとする。裸の幼子は白い布の上に横たわり、母を見上げて両手を胸へ伸ばす。聖母の胸もとには小さな十字の飾りが下がる。左の後方には麦藁帽子を被り眼鏡を掛けた老人が、開いた本を載せた書見台の前で目を閉じる。手前は石の棚で、そこに半分に切った橙の実、赤い実が三つ、割れた胡桃の殻、柄のついた細長い小刀、ちぎれたパンが置かれる。左端の硝子の器には白い百合と緑の茎が挿さる。背景は濃緑の壁。板の縁は絵具が剥げ、木地が露われる。油彩・板。縦五一・八センチ、横三七・一センチ。所蔵館は一五二五年頃の作とする。メトロポリタン美術館蔵。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、メトロポリタン美術館の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
436797
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月13日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 画家を知る

    上が丸い板に、対の夫婦——ヨース・ファン・クレーフェ

    上端が半円になった板が二枚、向かい合う。手袋を持つ男と、数珠を持つ女。緑の背景と、緑の衣。十六世紀のアントウェルペンで、絵が商品として売られた町の作法を、六点でたどる。二枚を並べて初めて意味が通る、対の肖像という形式である。手袋と数珠が、それぞれの役割を示す。