メアリー・カサット《向日葵を持つ女》(ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵)
ARTWORK

向日葵を持つ女

Woman with a Sunflower

種別
絵画
制作年
c. 1905
技法・素材
油彩・カンヴァスoil on canvas
寸法
overall: 92.1 x 73.7 cm (36 1/4 x 29 in.) framed: 114.3 x 95.2 cm (45 x 37 1/2 in.)
所蔵
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
46573

女が緑の椅子に座り、膝に裸の幼児を横向きに乗せる。女は赤褐色の髪を高く結い上げ、黄色の上着を肩から掛け、胸元に大きな向日葵を一輪付ける。両手で子の腕と肩を支える。子は金髪で、丸い手鏡を両手で持ち上げ、鏡面に子の顔が小さく映る。左奥にもう一枚の鏡が立ち、女と子の後ろ姿を返す。背景は灰褐色の壁。黄・淡緑・肌色が画面の大半を占め、筆は太く重ねられて下の色が透ける。右下に署名。カンヴァスに油彩。縦九二・一センチ、横七三・七センチ。所蔵館は一九〇五年ごろの作とする。

出典・権利情報

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出典
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
46573
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

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    見ている人を、描く——メアリー・カサット

    扇の上から、目だけがこちらを見返してくる。カサットが繰り返し描いたのは「見ている人」だった。桟敷、砂浜、庭、そして三重の鏡。三十年にわたる九点から、見ることそのものを主題にした画家を読む。見られる側に置かれがちだった人が、見る側を描き続けた。