レオン・マルコット《椅子》(メトロポリタン美術館蔵)
ARTWORK

椅子

Side Chair

種別
家具・木工
制作年
ca. 1860
技法・素材
カエデ材・マツ材Maple, pine
寸法
37 3/4 x 20 3/4 x 17 1/2 in. (95.9 x 52.7 x 44.5 cm)
所蔵
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
1874

記録は白黒写真で、画面の外周にフィルムの黒い縁が残り、上部に逆さの手書き文字、下方に品番を記した札が写り込む。椅子は正面から。背は縦長の方形で、上枠の中央が山形に高まり、そこに輪と垂れ布を象った彫りが載る。枠の内側には珠を連ねた細い縁取り。背と座はいずれも淡色の張り地を釦で引き、菱形の膨らみを整然と並べる。座は前へ大きく張り出して丸い。座枠にも珠繋ぎが回り、脚の付け根に方形の飾りが付く。四本の脚は縦の溝を刻んだ円錐形で、先に小さな車輪が付く。カエデ材とマツ材。高さ九五・九センチ、幅五二・七センチ、奥行四四・五センチ。所蔵館は一八六〇年頃の作とする。メトロポリタン美術館蔵。

出典・権利情報

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出典
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
1874
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月15日)

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    「梨または林檎」と、記録は書く——レオン・マルコット

    館の技法欄に「または」が入る。木の種類を確定できない、という意味である。分からないものは分からないと書く。化粧板の薄い一枚をめぐる判別の難しさを、対で作られた戸棚など九点で追う。楕円の浮き彫りを誰が彫ったかも、記録は書いていない。