レオン・マルコット《肘掛椅子》(メトロポリタン美術館蔵)
ARTWORK

肘掛椅子

Armchair

種別
家具・木工
制作年
ca. 1860
技法・素材
カエデ材・鍍金ブロンズMaple, gilt bronze
寸法
40 3/4 x 25 1/2 x 20 in. (103.5 x 64.8 x 50.8 cm)
所蔵
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
227

正面から見る。黒く塗った枠に金の飾りを載せる。背は上辺が緩い山形で、その頂に葉とリボンを組んだ金の飾りが付く。張地は黄金色の地に白く大きな花を織り出したもので、背の面はボタンで留められて菱形に絞られる。肘乗せは同じ布の丸いクッション、肘木の先端と付け根には金の葉の飾りが置かれる。座も厚く膨らみ、同じ布を張る。座枠には金の細い帯と小さな粒の連なりが回り、正面中央に葉の飾りが付く。前脚は轆轤挽きで縦に溝を彫り、上端と下端に金の輪、足元に真鍮の車が付く。後脚は外へ反る。カエデ材、鍍金ブロンズ。高さ一〇三・五センチ。所蔵館は一八六〇年頃とする。メトロポリタン美術館蔵。

出典・権利情報

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出典
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
227
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月15日)

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    「梨または林檎」と、記録は書く——レオン・マルコット

    館の技法欄に「または」が入る。木の種類を確定できない、という意味である。分からないものは分からないと書く。化粧板の薄い一枚をめぐる判別の難しさを、対で作られた戸棚など九点で追う。楕円の浮き彫りを誰が彫ったかも、記録は書いていない。