レオン・マルコット《椅子》(メトロポリタン美術館蔵)
ARTWORK

椅子

Side Chair

種別
家具・木工
制作年
ca. 1860
技法・素材
カエデ材・マツ材Maple, pine
寸法
37 3/4 x 20 3/4 x 17 1/2 in. (95.9 x 52.7 x 44.5 cm)
所蔵
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
1877

白黒の記録写真。周囲にフィルムの黒枠が残り、上部には逆さの文字、下部に品番の札が置かれる。椅子はやや左を向いて立つ。背は縦長の方形、上枠の中央が山形に盛り上がり、輪に垂れ布を絡めた彫りが据わる。張り地は明るく、釦で引かれて菱形の膨らみが並び、光の当たる面と沈む面がはっきり分かれる。座は前へ丸く張り出し、布の皺が大きくうねる。座枠には珠を連ねた縁取りが回り、脚の付け根には方形の彫り飾り。四本の脚は縦溝を刻んだ円錐形で、下端に小さな車輪が付く。カエデ材とマツ材。高さ九五・九センチ、幅五二・七センチ、奥行四四・五センチ。所蔵館は一八六〇年頃の作とする。メトロポリタン美術館蔵。

出典・権利情報

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出典
メトロポリタン美術館
所蔵品番号
1877
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月15日)

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    「梨または林檎」と、記録は書く——レオン・マルコット

    館の技法欄に「または」が入る。木の種類を確定できない、という意味である。分からないものは分からないと書く。化粧板の薄い一枚をめぐる判別の難しさを、対で作られた戸棚など九点で追う。楕円の浮き彫りを誰が彫ったかも、記録は書いていない。