ベルト・モリゾ《画家の母と姉》(ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵)
ARTWORK

画家の母と姉

The Mother and Sister of the Artist

種別
絵画
制作年
1869/1870
技法・素材
油彩・カンヴァスoil on canvas
寸法
overall: 101 x 81.8 cm (39 3/4 x 32 3/16 in.) framed: 128.3 x 108.6 cm (50 1/2 x 42 3/4 in.)
所蔵
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
46661

二人の女が長椅子に並んで座る。左の若い女は白い長衣で、袖と胸に襞飾りが重なり、髪に青いリボンを結び、編んだ髪を肩へ垂らして正面を見る。右の女は黒い衣に黒い被り物、白い襟をのぞかせ、両手で緑の表紙の本を開いて目を落とす。長椅子は白地に草花と人物を織り出した布で覆われ、その上に赤い刺繍の枕が置かれる。左手前には脚の曲がった円卓があり、硝子の器に紫のライラック、その脇に白い紙。背後の壁には金の額縁の鏡が掛かり、白い窓掛けらしい形と緑の鉢が映る。油彩・カンヴァス。縦一〇一センチ、横八一・八センチ。一八六九/七〇年。

出典・権利情報

掲載している作品画像は、ナショナル・ギャラリー(ワシントン)の権利表示を作品単位で確認したものです。

出典
ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
所蔵品番号
46661
ライセンス
CC0(権利確認日: 2026年8月14日)

当サービスおよび当サービスの商品は、所蔵館の公式・公認のものではありません。

COLUMNSこの作品を読む

  • 画家を知る

    ベルト・モリゾの代表作と特徴——なぜ筆のあとを消さずに残したのか

    ベルト・モリゾの代表作と特徴を、当サイトで公開中の五点で追う。第一回印象派展に出品した画家で、身近な人と部屋を描き続けた。筆のあとを消さずに残した画面が、初期から晩年までどう変わったのかを、館の記録と図版で確かめる。

  • 暮らしと名画

    一枚の絵と、十分間——クロード・ロランの一枚で試す六つの手順

    美術館で一枚の絵の前に立つ時間は、実測で中央値十七秒。その十七秒を十分間に引き延ばすと、何が見えてくるのか。明暗の配分、色数、視線の道筋、筆の跡。知識の要らない六つの手順を順に試し、つまずきやすいところまで具体的に書いた。

  • 美術史・技法

    入れない部屋があった——カウフマン、モリゾ、カサットの条件

    才能の話ではなく、制度の話をしたい。裸体を描く教室に入れないこと、ひとりで出歩けないこと、作品に手を入れられる側に置かれること。十八世紀から十九世紀にかけての五人の画家が、その条件の中で何を選び、何を主題にしたのかを作品から追う。