画家を知る

写真が広まった時代の、細密画——ジョン・ヘンリー・ブラウン

写真術が公表されたのは一八三九年である。この画家の仕事は、その後に重なる。安く速い肖像が現れても、象牙に水彩で描く仕事は続いた。九点の記録から、需要が変わっていく時期の姿を見る。格子の襟巻きに置かれた色の点が、細密画の強みを示している。

自画像
《自画像》メトロポリタン美術館蔵

写真の時代の細密画

一点の細密画から始めたい。

自画像
ジョン・ヘンリー・ブラウン《自画像》1846年ごろ。水彩、象牙。縦6.2センチ、横5.1センチ。メトロポリタン美術館蔵。マリア・デウィット・ジェサップ基金による購入、1990年。《自画像》メトロポリタン美術館蔵

楕円の枠に、絵が収まる。

そして、枠に葉の彫りがある。

若い男性が、こちらを向く。

髪は、暗く、こめかみで巻く。

黒い上着に、格子の襟巻き。

背景は、淡い青と桃色。

枠の彫り

枠を見たい。

葉の形が、連なって彫られる。

そして、細かい。

つまり、手の込んだ金具である。

格子の襟巻き

首元を見たい。

赤と黒の格子模様である。

そして、大きく結ばれる。

つまり、目を引く装いである。

色の点

暗い上着の中で、格子だけが色を持つ。

つまり、一点だけ強い。

そして、視線が顔の下で止まる。

象牙という支持体

技法欄を見たい。

水彩、象牙とある。

つまり、象牙の薄板に水彩で描く。

象牙の扱い

象牙の取引は、現在、国際的に規制されている。

美術館にある古い品は、その対象ではない。

しかし、材料の来歴には目を向けたい。

背景の色

背景を見たい。

淡い青と、桃色が混ざる。

そして、雲のような形がある。

つまり、空を思わせる背景である。

自画像という主題

題を見たい。

自画像とある。

つまり、鏡を見ながら描いている。

作者の生没年

館の記録を見たい。

一八一八年生まれ、一八九一年没とされる。

つまり、七十三年の生涯である。

一八三九年という年

写真の技法が公表されたのは、一八三九年とされる。

つまり、作者が二十一歳のころである。

そして、その後に活動が始まる。

写真と、同じ時代

作者が生まれた十年ほど後に、写真が実用化された。

そして、活動の時期は写真の普及と重なる。

肖像の需要が、変わる

写真は、速く、安い。

そして、似ていることが保証される。

つまり、細密画にとって脅威である。

それでも、描かれた

もっとも、細密画は続いた。

そして、この画家は九点を残している。

大きさという利点

初期の写真は、小さい。

そして、細密画も小さい。

つまり、寸法では差が出にくい。

色という利点

写真は、当時は白黒である。

一方、細密画には色がある。

つまり、色が残る利点があった。

手で、彩色する

写真に手で色を付けることもあった。

そして、細密画師がその仕事をすることもある。

もっとも、館の記録は示していない。

白い胸当て

胸元を見たい。

白い布が、大きく膨らむ。

そして、黒い上着に囲まれる。

つまり、暗い中の明るい面である。

顔の描写

顔を見たい。

頬に張りがあり、目が大きい。

そして、口元が引き締まる。

つまり、若い人物である。

一九九〇年の購入

来歴を見たい。

館の記録では、一九九〇年に基金で購入された。

そして、二点目も同じである。

アデライン・ピーターズ・ブラウン
ジョン・ヘンリー・ブラウン《アデライン・ピーターズ・ブラウン》1846年。水彩、象牙。画面は縦7.8センチ、横6.4センチ。メトロポリタン美術館蔵。マリア・デウィット・ジェサップ基金による購入、1990年。この作品は、ほとんど色のない古い記録写真で公開されている。《アデライン・ピーターズ・ブラウン》メトロポリタン美術館蔵

同じ姓

題の姓を見たい。

作者と同じである。

つまり、身内だろう。

館の記録は、関係を示していない。

同じ年、同じ購入

一点目と二点目を並べたい。

いずれも、一八四六年の制作。

そして、一九九〇年の購入である。

二点の寸法

寸法を比べたい。

一点目が6.2センチ掛ける5.1センチ。

二点目が7.8センチ掛ける6.4センチ。

つまり、二点目のほうが大きい。

対として、伝わる

つまり、二点が離れずに伝わった。

そして、まとめて館へ入った。

色のない画像

二点目の画像は、灰色の階調だけである。

つまり、古い記録写真とみられる。

だから、色は分からない。

髪の分け方

髪を見たい。

中央で真っ直ぐ分かれる。

そして、両側で耳を覆う。

つまり、二点目と同じ髪型である。

描かれているもの

画面を見たい。

若い女性が、こちらを向く。

髪は、暗く、中央で分けられる。

そして、耳の上で巻く。

白い衣に、細かい縁飾り。

髪の分け方

髪を見たい。

中央で真っ直ぐ分かれる。

そして、両側で耳を覆う。

つまり、一八四〇年代の髪型である。

「画面」という寸法

寸法の記録を見たい。

画面、とある。

つまり、額を含まない寸法である。

揃わない理由

記録は、長い年月をかけて作られる。

そして、担当者も入れ替わる。

だから、表記が揃わないことがある。

表記の種類

九点の寸法欄を見たい。

画面、額の内側、そして全体。

つまり、三種類の表記がある。

エイダ・ブラウン
ジョン・ヘンリー・ブラウン《エイダ・ブラウン》1847年。水彩、象牙。縦4.9センチ、横3.6センチ。メトロポリタン美術館蔵。マーサ・J・フライシュマンの寄付による購入、2003年。《エイダ・ブラウン》メトロポリタン美術館蔵

幼い子どもの肖像

三点目は、幼い子どもである。

金色の枠に収まる。

そして、上部に大きな金具。

顔は、丸く、髪が薄い。

白い衣を着ている。

背景は、淡い灰色。

白い衣

衣を見たい。

白く、襟が広く開く。

そして、袖が短い。

つまり、幼い子どもの装いである。

同じ姓、三度目

題の姓を見たい。

一点目、二点目と同じである。

つまり、一家の三人である。

家族の記録

自画像、妻らしき人、そして子ども。

つまり、家族を描いている。

もっとも、館の記録は関係を示さない。

断定は、しない

姓が同じでも、関係は分からない。

だから、当サイトは書かない。

そして、姓が共通することだけを記す。

顔の実寸

顔の大きさを計算したい。

画面が4.9センチである。

そして、顔はその半分ほど。

つまり、二・五センチほどになる。

最も小さい一点

寸法を見たい。

縦4.9センチ、横3.6センチ。

つまり、九点の中で最も小さい。

寸法の記録が、細かい

横の値を見たい。

小数点以下二桁まである。

つまり、〇・〇一センチ単位である。

表記の揺れ

九点の寸法欄を見たい。

小数点一桁が多い。

そして、二桁のものが一点。

つまり、揃っていない。

二〇〇三年の購入

来歴を見たい。

館の記録では、二〇〇三年の購入である。

そして、ある人物の寄付によるとされる。

上部の金具

枠の上を見たい。

装飾のある金具が付く。

そして、吊るすための輪。

つまり、身に着ける仕立てである。

巻いた髪

四点目は、色のない画像である。

婦人の肖像
ジョン・ヘンリー・ブラウン《婦人の肖像》1840年ごろ。水彩、象牙。縦6.8センチ、横5.6センチ。メトロポリタン美術館蔵。フレッチャー基金による購入、2006年。この作品も、ほとんど色のない古い記録写真で公開されている。《婦人の肖像》メトロポリタン美術館蔵

楕円の枠に、絵が収まる。

そして、枠に葉の彫りがある。

若い女性が、こちらを向く。

髪は、両側で細かく巻く。

そして、肩まで垂れる。

白い衣に、肩が広く開く。

白い衣

衣を見たい。

白く、肩が広く開く。

そして、袖が膨らむ。

つまり、正装だろう。

巻いた髪という流行

髪を見たい。

顔の両側で、螺旋状に巻く。

つまり、一八四〇年ごろの髪型である。

枠の彫り

枠を見たい。

葉の形が、連なって彫られる。

そして、一点目と似た意匠である。

つまり、同じ工房の金具かもしれない。

題に、名がない

題を見たい。

《婦人の肖像》である。

つまり、名が分からない。

二点に、名がない

四点目と五点目には、名がない。

つまり、九点のうち二点である。

名が、失われる理由

肖像の人物の名は、家に伝わる。

そして、代を経るうちに曖昧になる。

売られれば、さらに薄くなる。

背景の階調

背景を見たい。

上部が明るく、下部が暗い。

つまり、階調が付けられている。

一八四〇年ごろ

制作年は、一八四〇年ごろとされる。

九点の中で、最も早い。

そして、作者は二十二歳ごろになる。

二〇〇六年の購入

来歴を見たい。

館の記録では、二〇〇六年に基金で購入された。

そして、五点目も同じ年である。

若い時期の仕事

二十二歳という年齢を考えたい。

つまり、活動の初期である。

そして、最も遅い一点とは三十八年の差がある。

若い男性の肖像
ジョン・ヘンリー・ブラウン《若い男性の肖像》1854年。水彩、象牙。縦9.1センチ、横7.3センチ。メトロポリタン美術館蔵。デール・T・ジョンソン基金による購入、2006年。《若い男性の肖像》メトロポリタン美術館蔵

箱ごと、撮る

五点目の画像を見たい。

赤い箱が、開かれている。

そして、右側に絵がある。

左側は、赤い布が張られる。

赤い布

箱の内側を見たい。

赤い布が張られる。

そして、絵の周囲にも赤がある。

つまり、色が揃えられている。

箱という仕立て

箱を見たい。

蝶番で開閉する。

そして、内側に布が張られる。

つまり、持ち運ぶための仕立てである。

写真の箱に、似ている

この形式の箱は、当時の写真にも使われた。

そして、同じ形で細密画も収められる。

つまり、両者が同じ器に入る。

写真の箱

当時の写真は、硝子や金属の板に定着させた。

そして、傷つきやすい。

だから、箱に収めて持ち歩く。

器が、同じということ

写真と細密画が、同じ箱に入る。

つまり、扱われ方が近い。

そして、市場でも競合していた。

描かれているもの

画面を見たい。

少年が、立っている。

黒い上着に、白い襟。

そして、胸に飾りが下がる。

右に、赤い幕。

左に、柱らしき形。

柱という背景

背景の左を見たい。

明るい縦の面がある。

つまり、柱だろう。

肖像の背景として、よく使われる。

立ち姿

姿勢を見たい。

上半身より下も見える。

つまり、膝の上まで描かれる。

そして、細密画としては珍しい。

幕という背景

背景の右を見たい。

赤い布が垂れる。

つまり、幕である。

肖像の背景として、よく使われる。

大きめの画面

寸法を見たい。

縦9.1センチ、横7.3センチ。

つまり、九点の中では大きいほうである。

需要の残り方

写真が広まっても、細密画は残った。

そして、値段は写真より高い。

つまり、選ばれる理由があった。

一八五四年という年

制作年は、一八五四年である。

つまり、写真がすでに広まっていた時期である。

そして、それでも細密画が注文されている。

ジェームズ・ブキャナン
ジョン・ヘンリー・ブラウン《ジェームズ・ブキャナン》1865年ごろ。水彩、象牙。縦14センチ、横10.8センチ。長方形。スミソニアン協会蔵。《ジェームズ・ブキャナン》スミソニアン協会蔵

最も大きい一点

寸法を見たい。

縦14センチ、横10.8センチ。

つまり、九点の中で最も大きい。

大きさの意味

十四センチの細密画は、身に着けにくい。

つまり、額に入れて飾る。

そして、卓や壁に置く。

形の記録

寸法の欄を見たい。

長方形、と付記される。

つまり、形も記録されている。

形を、記録する意味

細密画は、楕円が多い。

だから、長方形なら明記する。

つまり、例外を示している。

額ごと、撮る

画像を見たい。

木の額と、白い台紙が写る。

そして、その中に楕円の絵。

記録と、見え方

記録は、作品そのものの形を記す。

そして、画像は、仕立てられた見え方を示す。

つまり、二つが食い違うことがある。

長方形と、楕円

記録は長方形とする。

そして、見えているのは楕円である。

つまり、台紙で楕円に見せている。

白い台紙

台紙を見たい。

クリーム色で、厚みがある。

そして、楕円に切り抜かれる。

つまり、絵の形を決めている。

台紙という要素

台紙は、絵の一部ではない。

しかし、見え方を決める。

つまり、仕立てが印象を作る。

描かれているもの

画面を見たい。

年配の男性が、こちらを向く。

髪は、白く、額が広い。

黒い上着に、白い襟巻き。

そして、白い胸当て。

顔の描写

顔を見たい。

頬がたるみ、口元が下がる。

そして、目のまわりに影がある。

つまり、年齢が隠されていない。

白い髪の女性

七点目も、大きい。

ハリエット・レイン・ジョンストン
ジョン・ヘンリー・ブラウン《ハリエット・レイン・ジョンストン》1878年。水彩、象牙。縦12.1センチ、横8.9センチ。楕円。スミソニアン協会蔵。《ハリエット・レイン・ジョンストン》スミソニアン協会蔵

女性が、椅子に腰かける。

髪は、白く、高く結い上げる。

そして、頭に飾りがある。

淡い紫の衣に、白い縁飾り。

背景は、暗い赤。

台紙と、額

画像を見たい。

木の額と、クリーム色の台紙。

つまり、六点目と同じ形式である。

楕円という記録

寸法の欄を見たい。

楕円、と付記される。

つまり、形が記録されている。

六点目との違い

六点目は、長方形と記される。

そして、七点目は楕円である。

つまり、形が違う。

椅子の赤

背景を見たい。

暗い赤の面がある。

つまり、椅子の張りだろう。

淡い紫

衣を見たい。

淡い紫である。

そして、肩が広く開く。

つまり、正装だろう。

頭の飾り

頭を見たい。

白い飾りが、髪の上にある。

そして、光る部分がある。

つまり、宝石か、金属だろう。

一八七八年という年

制作年は、一八七八年である。

九点の中で、最も遅い。

そして、作者は六十歳ごろになる。

六十歳の仕事

六十歳という年齢を考えたい。

つまり、活動の後半である。

そして、没年までは十三年ある。

写真の時代の、細密画

一八七八年には、写真が広く普及していた。

それでも、細密画が注文されている。

つまり、需要が残っていた。

なぜ、残ったか

色があること。

そして、手で描かれたものであること。

つまり、写真にない価値である。

ジョン・ウィリス・エリス夫人(メアリー・ホワイト)
ジョン・ヘンリー・ブラウン《ジョン・ウィリス・エリス夫人(メアリー・ホワイト)》1846年。水彩、象牙。縦6.7センチ、横5.4センチ。楕円。スミソニアン協会蔵。《ジョン・ウィリス・エリス夫人(メアリー・ホワイト)》スミソニアン協会蔵

金の枠

八点目の画像を見たい。

楕円の枠が、絵を囲む。

そして、縁に葉の彫りがある。

上部に、吊るすための金具。

描かれているもの

画面を見たい。

若い女性が、こちらを向く。

髪は、暗く、中央で分けられる。

そして、耳の上で巻く。

暗い青の衣に、白い肩掛け。

胸に、飾りが下がる。

白い肩掛け

肩を見たい。

白い布が、両肩から垂れる。

そして、胸の前で交わる。

つまり、明るい面が広い。

青という色

衣を見たい。

暗い青である。

そして、白い肩掛けと対比される。

つまり、明暗の差が大きい。

胸の飾り

首元を見たい。

小さな飾りが、紐で下がる。

そして、赤みがある。

つまり、宝石だろう。

二点目と、同じ年

制作年を見たい。

一八四六年である。

つまり、一点目、二点目と同じ年である。

一八四六年の三点

九点のうち、三点が一八四六年である。

つまり、この年の作が多い。

三点の比較

一八四六年の三点を並べたい。

自画像、同姓の女性、そして別の女性。

つまり、身内と注文の両方がある。

二十八歳の仕事

作者は、二十八歳ごろになる。

つまり、活動の初期である。

そして、注文が増えていた時期だろう。

ジョン・ジョーダン・ジュニア夫人
ジョン・ヘンリー・ブラウン《ジョン・ジョーダン・ジュニア夫人》1848年。水彩、象牙。見える範囲で縦7.6センチ、横6.1センチ。楕円。スミソニアン協会蔵。《ジョン・ジョーダン・ジュニア夫人》スミソニアン協会蔵

もう一つの箱

九点目の画像を見たい。

暗い赤の箱が、開かれている。

そして、右側に絵がある。

左側は、布が張られる。

五点目と、同じ形式

五点目も、箱ごと撮影されていた。

つまり、二点が同じ形式である。

箱に、収める

細密画を箱に収めるのは、保護のためである。

そして、閉じれば光も遮る。

つまり、色が褪せにくい。

光に、弱い

水彩は、光で褪せる。

そして、象牙も変色する。

つまり、閉じて保管するのが望ましい。

見るときだけ、開く

箱は、見るときだけ開く。

そして、普段は閉じている。

つまり、常に見せる品ではない。

「見える範囲」という寸法

寸法の記録を見たい。

見える範囲、と付記される。

つまり、台紙で隠れた部分がある。

三つの表記

九点の寸法欄を見たい。

画面、額の内側、そして見える範囲。

つまり、いずれも「測れる範囲」である。

測れるものを、測る

作品を分解せずに測る。

そして、その条件を明記する。

つまり、記録の誠実さである。

描かれているもの

画面を見たい。

若い女性が、こちらを向く。

髪は、暗く、中央で分けられる。

白い衣に、肩が広く開く。

そして、右に赤い布。

九点の内訳

九点をまとめたい。

すべて、象牙に水彩の細密画である。

そして、女性が六人、男性が三人。

寸法の幅

寸法を並べたい。

最小が4.9センチ、最大が14センチ。

つまり、三倍近い差がある。

大きな細密画

十四センチの細密画は、大きい。

そして、身に着けるには重い。

つまり、飾るための品である。

制作年の分布

年代を並べたい。

一八四〇年ごろ、四六年が三点、四七年。

一八四八年、五四年、六五年ごろ、七八年。

つまり、三十八年に分布する。

二つの館に、分かれる

所蔵先を見たい。

五点がニューヨーク、四点がスミソニアン協会。

つまり、二つの館に分かれている。

記録の書き方が、違う

二つの館で、記録の書き方が違う。

一方は、額の内側や画面と記す。

他方は、形を付記する。

館ごとの方針

記録の方針は、館ごとに違う。

そして、それが公開記録に表れる。

つまり、比べると差が見える。

色のある七点

画像についても、まとめたい。

九点のうち、二点が色のない記録写真である。

そして、七点は色のある写真である。

比較的、色が多い

他の細密画の記事では、白黒が多かった。

そして、この九点は色が多い。

つまり、館と時期による差である。

写真の時代を、生きた画家

最後に、この画家の位置に触れたい。

活動の期間は、写真の普及と重なる。

そして、それでも細密画を描き続けた。

三十八年の記録

一八四〇年から一八七八年まで。

つまり、写真が広まる前後を跨いでいる。

九点は、その時代の記録でもある。

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