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流れて、固まった釉薬——デダム・ポタリー

釉薬が溶けて流れ、途中で固まる。泡が残り、こぶになる。同じ窯で焼いても一点ずつ違う。前の記事で見た型押しの量産とは、正反対の考え方である。同じ寄贈で館へ入った九点を並べる。足元に残る土の跡が、立てて焼いたことを示している。

花瓶
《花瓶》メトロポリタン美術館蔵

流れて、固まった釉薬

一点の陶器から始めたい。

花瓶
デダム・ポタリー《花瓶》1896〜1908年ごろ。炻器。高さ18.1センチ。メトロポリタン美術館蔵。ロバート・A・エリソン・ジュニアの寄贈、2018年。《花瓶》メトロポリタン美術館蔵

肩の張った花瓶である。

そして、口が短く立つ。

表面が、こぶ状に盛り上がる。

そこに、緑と黒の釉薬。

肩から、白い釉薬が流れる。

足元に、土の色が見える。

こぶ状の表面

表面を見たい。

小さな盛り上がりが、一面にある。

そして、その上に釉薬がかかる。

釉薬の泡

釉薬は、焼くと溶けて液体になる。

そして、内部の気体が抜ける。

つまり、泡が生じる。

なぜ、盛り上がるか

釉薬が沸き立つと、泡が残る。

そして、そのまま固まる。

つまり、焼成の結果である。

焼成の温度

炻器は、千二百度ほどで焼く。

そして、釉薬が溶ける。

つまり、高い温度が要る。

意図されたか

こうした表面を、狙って作ることもある。

そして、偶然の結果でもある。

館の記録は、示していない。

緑の粒

こぶの表面を見たい。

明るい緑の粒が、点在する。

そして、暗い地の上にある。

つまり、二色が混ざる。

白い流れ

肩から下へ、白い筋が伸びる。

そして、途中で止まる。

つまり、釉薬が流れて固まっている。

重力の跡

釉薬は、溶けると流れる。

そして、冷えれば止まる。

つまり、流れた跡が残る。

流れる速さ

釉薬の粘りは、温度で変わる。

そして、高温ほど流れやすい。

つまり、焼成の管理が要る。

立てて、焼く

器を立てて焼けば、釉薬は下へ流れる。

そして、足元に溜まる。

つまり、上が薄く、下が厚い。

足元の土

足元を見たい。

釉薬がかかっておらず、土の色が見える。

つまり、釉薬を意図的に外している。

高台という部分

器の底の縁を、高台という。

そして、そこに釉薬をかけない。

つまり、決まった作法である。

なぜ、外すか

釉薬が窯の板に触れると、貼り付く。

だから、底の近くは外す。

つまり、実用の理由である。

炻器という材料

技法欄を見たい。

炻器、とある。

つまり、高い温度で焼いた土の器である。

陶器との違い

陶器は、低い温度で焼く。

そして、水を通しやすい。

つまり、釉薬が必要になる。

炻器の性質

炻器は、硬く、水を通しにくい。

そして、釉薬がなくても使える。

つまり、丈夫である。

九点とも、同じ技法

この記事で扱う九点は、いずれも炻器である。

そして、いずれも花瓶である。

年代の幅

十二年という幅は、工房の活動期間だろう。

もっとも、館の記録は説明していない。

だから、当サイトは断定しない。

九点とも、同じ年代

制作年も、いずれも一八九六年から一九〇八年ごろ。

つまり、十二年ほどの幅である。

二〇一八年という年

来歴の年を見たい。

二〇一八年である。

つまり、比較的最近の寄贈である。

そして、画像も新しい。

九点とも、同じ寄贈

来歴も、いずれも同じ人物の寄贈である。

そして、年は二〇一八年。

一人の収集

同じ人物の名が、九点すべてに並ぶ。

つまり、この分野を集めた収集家である。

前の回にも、出た名

この寄贈者の名は、以前にも出た。

底の刻印だけが、写っているである。

つまり、複数の工房を集めた収集家である。

花瓶
デダム・ポタリー《花瓶》1896〜1908年ごろ。炻器。高さ21.9センチ、直径13.3センチ。メトロポリタン美術館蔵。ロバート・A・エリソン・ジュニアの寄贈、2018年。《花瓶》メトロポリタン美術館蔵

胴の形

形を見たい。

下が球状に膨らむ。

そして、上へ細くなる。

つまり、瓢のような形である。

緑と、赤の斑

二点目は、色が強い。

胴が、下で膨らむ。

そして、首が細く長い。

緑の地に、赤い斑がある。

その斑が、縦に伸びる。

縦に、伸びる斑

斑を見たい。

上下に長い。

つまり、流れた跡である。

赤という色

赤い釉薬は、作るのが難しい。

そして、焼成の条件に左右される。

つまり、成功率が低い。

緑という色

緑の釉薬は、銅の成分で作ることが多い。

そして、条件で赤にも変わる。

もっとも、館の記録は成分を示さない。

二色の釉薬

緑と赤は、別の釉薬だろう。

そして、重ねてかける。

つまり、二層になる。

重ねると、混ざる

二つの釉薬が溶けると、境で混ざる。

そして、色が変わる。

つまり、三色目が生まれる。

縁の色

口の縁を見たい。

赤みが強い。

そして、内側にも及ぶ。

つまり、縁に釉薬が溜まっている。

首の細さ

首を見たい。

細く、まっすぐ立つ。

そして、口が短く開く。

つまり、一輪挿しの形である。

高さ

寸法を見たい。

高さ21.9センチ。

つまり、九点の中では中ほどである。

花瓶
デダム・ポタリー《花瓶》1896〜1908年ごろ。炻器。高さ24.8センチ、直径12.9センチ。メトロポリタン美術館蔵。ロバート・A・エリソン・ジュニアの寄贈、2018年。《花瓶》メトロポリタン美術館蔵

肩の張り

肩を見たい。

大きく張り出す。

そして、そこから下がすぼまる。

つまり、上が重い形である。

淡い緑と、赤

三点目は、淡い色である。

胴が、下でわずかに膨らむ。

そして、肩が張る。

淡い緑の地に、赤と紫の筋。

筋は、下から上へ伸びる。

口の縁から、赤が流れる。

上下の流れ

筋の向きを見たい。

下から上へ伸びるように見える。

つまり、逆さに焼いたのだろうか。

高さ

寸法を見たい。

高さ24.4センチ。

つまり、九点の中では高いほうである。

断定は、しない

もっとも、館の記録は焼き方を示さない。

だから、当サイトは断定しない。

見えているのは、筋の向きだけである。

紫という色

筋の中に、紫がある。

そして、赤と隣り合う。

つまり、条件で色が変わっている。

縁からの流れ

口の縁を見たい。

赤い釉薬が、外へ垂れる。

つまり、縁にかけた釉薬が流れている。

二方向の流れ

胴の筋は上へ、縁の垂れは下へ。

つまり、二つの方向がある。

高さ

寸法を見たい。

高さ24.8センチ。

つまり、九点の中では高いほうである。

焼成の複雑さ

釉薬の動きは、温度と時間で変わる。

そして、器の形にも左右される。

つまり、予測が難しい。

虹のような表面

四点目は、色が多い。

花瓶
デダム・ポタリー《花瓶》1896〜1908年ごろ。炻器。高さ28.3センチ、直径14.3センチ。メトロポリタン美術館蔵。ロバート・A・エリソン・ジュニアの寄贈、2018年。《花瓶》メトロポリタン美術館蔵

胴が、下で膨らむ。

そして、首が長い。

上部が緑、下部が桃色。

中央に、赤と黄と紫の筋。

その筋が、縦に流れる。

色の数

色を数えたい。

緑、桃色、赤、黄、紫。

つまり、五色以上が見える。

金属という要素

釉薬には、金属の成分が含まれる。

そして、それが色を作る。

つまり、成分と条件で色が決まる。

一つの釉薬で、複数の色

釉薬に含まれる金属は、条件で色を変える。

そして、酸素の量や温度で変わる。

つまり、一つの釉薬から複数の色が出る。

窯の中の条件

窯の中は、場所によって温度が違う。

そして、炎の当たり方も違う。

つまり、置いた位置で結果が変わる。

同じ釉薬でも

同じ釉薬を同じ窯で焼いても、結果が違う。

つまり、一点ずつ異なる。

そして、それが個体差になる。

還元という条件

窯の中の酸素を減らすと、色が変わる。

そして、赤や紫が出ることがある。

もっとも、館の記録は方法を示さない。

判型の比

寸法を見たい。

高さ28.3センチ、直径14.3センチ。

つまり、細長い。

最も高い一点

寸法を見たい。

高さ28.3センチ。

つまり、九点の中で高いほうである。

首の長さ

首を見たい。

長く、まっすぐ立つ。

そして、口がわずかに開く。

つまり、細長い形である。

底の縁

足元を見たい。

暗い色が溜まる。

そして、土の色も見える。

つまり、流れた釉薬が溜まっている。

上下の色分け

上部が緑、下部が桃色である。

つまり、二つの領域に分かれる。

そして、その境が曖昧である。

花瓶
デダム・ポタリー《花瓶》1896〜1908年ごろ。炻器。高さ18.7センチ、直径14.3センチ。メトロポリタン美術館蔵。ロバート・A・エリソン・ジュニアの寄贈、2018年。《花瓶》メトロポリタン美術館蔵

貫入のある白

五点目は、これまでと違う。

白い地に、青い模様がある。

そして、表面に細かい罅が走る。

胴は、肩が張り、下がすぼまる。

白い釉薬

地の色を見たい。

白く、わずかに灰色がかる。

そして、艶がある。

つまり、透明に近い釉薬だろう。

貫入という現象

表面の罅を見たい。

網の目のように広がる。

つまり、貫入である。

罅の色

罅を見たい。

灰色がかっている。

つまり、汚れが入り込んでいる。

そして、模様として見える。

なぜ、罅が入るか

釉薬と土の縮み方が違うと、罅が入る。

そして、冷えるときに割れる。

つまり、材料の性質による。

罅の細かさ

罅の間隔を見たい。

数ミリである。

そして、全体に均一である。

つまり、意図された貫入だろう。

欠点か、装飾か

貫入は、もとは不良とされた。

しかし、意図して作ることもある。

つまり、欠点を装飾に変える。

青い模様

胴の模様を見たい。

葉と花のような形が、青で描かれる。

そして、輪郭が太い。

つまり、絵付けである。

模様の配置

模様を見たい。

胴を一周する。

そして、上下に余白がある。

つまり、帯状の構成である。

手描きの線

線を見たい。

太さが変わる。

そして、勢いがある。

つまり、筆で描かれている。

青という色

青い顔料は、鉱物から作る。

そして、高温でも安定する。

つまり、絵付けに向く。

白と青

白い地に、青い模様。

つまり、二色である。

そして、他の八点とは対照的である。

形の共通

もっとも、形は他と近い。

肩が張り、下がすぼまる。

つまり、同じ型の器だろう。

一点だけ、違う

九点のうち、絵付けがあるのはこれだけである。

つまり、例外にあたる。

高さ

寸法を見たい。

高さ18.7センチ。

つまり、九点の中では低いほうである。

二つの方向

釉薬で見せるものと、絵で見せるもの。

つまり、同じ工房に二つの方向がある。

花瓶
デダム・ポタリー《花瓶》1896〜1908年ごろ。炻器。高さ24.4センチ、直径14.3センチ。メトロポリタン美術館蔵。ロバート・A・エリソン・ジュニアの寄贈、2018年。《花瓶》メトロポリタン美術館蔵

葉の浮き彫り

六点目は、模様が立体である。

緑の地に、赤い葉が浮かぶ。

そして、その葉が縦に並ぶ。

肩に、白い釉薬が流れる。

白い流れ

肩を見たい。

白い釉薬が、下へ流れる。

そして、緑の上に重なる。

つまり、二層である。

浮き彫りと、釉薬

葉は、盛り上がっている。

そして、そこに釉薬が薄くかかる。

つまり、高い部分は色が薄い。

赤い葉

葉の色を見たい。

赤みが強い。

そして、地の緑と対比される。

つまり、補い合う色である。

釉薬の厚みが、色を変える

釉薬は、厚いほど濃くなる。

そして、薄いほど地が透ける。

つまり、凹凸が模様になる。

葉の数

葉を数えたい。

見えるだけで、四つほどある。

そして、胴を一周するのだろう。

形を、釉薬が描く

浮き彫りを作れば、釉薬の厚みが変わる。

そして、自動的に模様が現れる。

つまり、形と釉薬の合わせ技である。

肩の白

肩を見たい。

白い釉薬が、帯になる。

そして、その下に緑が続く。

つまり、上下で色が分かれる。

葉という主題

葉を見たい。

細長く、縁が波打つ。

そして、下から上へ伸びる。

つまり、水草だろうか。

断定は、しない

館の記録には、説明がない。

だから、当サイトは形の説明にとどめる。

桃色と、緑

七点目は、淡い色である。

花瓶
デダム・ポタリー《花瓶》1896〜1908年ごろ。炻器。高さ20.5センチ。メトロポリタン美術館蔵。ロバート・A・エリソン・ジュニアの寄贈、2018年。《花瓶》メトロポリタン美術館蔵

肩が張り、口が短く立つ。

そして、下がすぼまる。

淡い桃色の地に、緑の筋。

その筋が、縦に流れる。

表面に、細かい斑がある。

口の形

口を見たい。

短く立ち、縁が厚い。

そして、内側が見える。

つまり、広口である。

筋の走り方

筋を見たい。

肩から下へ、伸びる。

そして、途中で細くなる。

つまり、流れて薄くなっている。

斑の細かさ

表面を見たい。

小さな点が、一面に散る。

そして、色が濃い。

つまり、釉薬の中の粒だろう。

寸法の記録

寸法の欄を見たい。

高さだけが記される。

つまり、直径がない。

直径の有無

直径が記されるものと、されないもの。

つまり、測り方が違う。

そして、それが記録に残る。

記録の不揃い

九点の寸法欄を見たい。

高さと直径の両方があるものが六点。

そして、高さだけのものが三点。

なぜ、揃わないか

測る機会や担当者が違うのだろう。

もっとも、館の記録は説明していない。

つまり、分からない。

高さ

寸法を見たい。

高さ20.5センチ。

つまり、九点の中では中ほどである。

記録の性格

記録は、一度に作られるものではない。

そして、少しずつ積み上がる。

だから、揃わないことがある。

花瓶
デダム・ポタリー《花瓶》1896〜1908年ごろ。炻器。高さ28.7センチ。メトロポリタン美術館蔵。ロバート・A・エリソン・ジュニアの寄贈、2018年。《花瓶》メトロポリタン美術館蔵

最も高い一点

寸法を見たい。

高さ28.7センチ。

つまり、九点の中で最も高い。

首の形

首を見たい。

短く、すぐ胴に続く。

そして、口が広い。

つまり、四点目とは違う。

黄土と、暗い緑

八点目の色を見たい。

黄土色の地に、暗い緑の筋。

そして、その筋が縦に走る。

上部が、特に暗い。

抑えた色

他の八点と比べたい。

赤も、桃色もない。

つまり、色が抑えられている。

上部の暗さ

上部を見たい。

暗い緑が濃い。

そして、下へ行くほど薄くなる。

つまり、流れて薄くなっている。

土の色に、近い

黄土色は、土の色に近い。

そして、緑が加わる。

つまり、自然の色である。

表面の質感

表面を見たい。

わずかに粗い。

そして、艶が抑えられる。

つまり、光沢の少ない釉薬である。

形の特徴

形を見たい。

肩が張り、首が短い。

そして、下が細くすぼまる。

つまり、安定した形である。

花瓶
デダム・ポタリー《花瓶》1896〜1908年ごろ。炻器。高さ18.1センチ。メトロポリタン美術館蔵。ロバート・A・エリソン・ジュニアの寄贈、2018年。《花瓶》メトロポリタン美術館蔵

泡立った表面

九点目は、表面が粗い。

胴が、丸く膨らむ。

そして、口が短く立つ。

上部に、紫と赤の釉薬。

下部は、暗い茶。

表面に、大きな泡の跡がある。

上部の紫

上部を見たい。

紫と赤が混ざる。

そして、光沢がある。

つまり、金属的な光である。

高さ

寸法を見たい。

高さ18.1センチ。

つまり、一点目と同じである。

泡の跡

表面を見たい。

穴のような凹みがある。

そして、その周囲が盛り上がる。

つまり、泡が弾けた跡である。

表面の光

上部を見たい。

金属のような光沢がある。

そして、角度で色が変わる。

つまり、光沢釉だろう。

一点目との共通

一点目にも、こぶ状の表面があった。

そして、九点目には泡の跡がある。

つまり、似た現象である。

下部の茶

下部を見たい。

暗い茶で、艶が少ない。

つまり、上下で質感が違う。

制御しない、という選択

泡や流れは、欠点とされることもある。

しかし、この工房は残している。

つまり、意図された表面である。

偶然を、作品にする

同じ釉薬でも、一点ずつ違う。

そして、その違いが価値になる。

つまり、量産とは逆の方向である。

九点の内訳

九点をまとめたい。

いずれも、炻器の花瓶である。

そして、いずれも同じ年代、同じ寄贈。

寸法の幅

高さを並べたい。

18.1センチから28.7センチ。

つまり、十センチほどの幅である。

形の幅

形を見たい。

肩の張ったもの、首の長いもの、丸いもの。

つまり、複数の形がある。

釉薬の幅

釉薬を見たい。

緑と赤、淡い緑と紫、白と青。

黄土と緑、そして紫と茶。

つまり、組み合わせが多い。

実験という性格

同じ工房で、これだけの釉薬を試す。

つまり、実験である。

そして、その結果が残っている。

芸術としての陶器

十九世紀末から二十世紀初め、陶器を芸術として作る動きがあった。

つまり、日用品ではなく、鑑賞の対象である。

そして、一点ずつ作る。

一点ずつ、違う

型で量産する陶器とは、逆である。

そして、同じものが二つとない。

二つの市場

安く多く作る市場と、一点ずつ作る市場。

つまり、買う人が違う。

そして、値段も違う。

唯一性という価値

型押しの硝子では、唯一性は価値でなかった。

そして、この陶器では、唯一性が価値である。

つまり、方向が正反対である。

二つの方向

同じ時期に、二つの方向がある。

量産と、一点物。

つまり、市場が分かれている。

二〇一八年の寄贈

来歴を見たい。

九点すべてが、同じ年の同じ寄贈である。

つまり、一括して館へ入った。

収集家の目

一人が、この工房の九点を集めた。

そして、釉薬の幅が揃った。

つまり、体系的な収集である。

まとまって、残る意味

一点だけでは、幅が分からない。

九点あれば、試みの範囲が見える。

題も、同じ

九点の題を見たい。

いずれも、花瓶である。

つまり、区別する語がない。

記録が、示すこと

館の記録は、技法と寸法と年代を記す。

そして、釉薬の名は書かれない。

見えるものを、書く

だから、当サイトは見えるものを書く。

色、流れ、そして表面の質感。

つまり、画像から読めることである。

記録の外にあるもの

釉薬の配合も、焼成の条件も、記録にない。

そして、いまは分からない。

九点の表面だけが、その結果を伝えている。

ARTWORKSこの記事で紹介した作品

SAME ARTIST同じ画家のコラム

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