画家を知る

五十九点が、同じ題を持つ——ヘンリー・ケラム・ハンコックの金具

この作り手の記録は、五十九点すべてが「家具の金具」である。題では一点も区別できない。頼れるのは寸法と収蔵番号だけになる。直径三センチほどの金めっき真鍮の円盤が並ぶ。同じ題が並ぶとき、記録は何を失うのかを見たい。

家具の金具
ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》メトロポリタン美術館蔵

同じ題という記録

美術館の記録には、同じ題が並ぶことがある。

そして、この作り手の記録は五十九点すべてが同じ題である。

この記事では、そのうち九点を見る。

九点とも、題が同じ

一点から始めたい。

家具の金具
ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》1820年から1830年。金めっき真鍮。館の記録では、直径3.3センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。エドワード・ハンティング・スミス夫人の寄贈、1968年。ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》メトロポリタン美術館蔵

薄い緑の台の上に、金具が並ぶ。

上の中央に、輪の付いた取っ手がある。

その左に、獣の顔らしき飾りがある。

右に、花の形の飾りがある。

中ほどに、円い飾りが並ぶ。

下に、輪と鉤が置かれる。

いずれも、金色に光る。

選び方

円いものと、細長いもの。

つまり、両方を並べた。

九点という範囲

この記事で扱うのは九点である。

いずれも、同じ作り手の金具である。

そして、いずれも同じ館にある。

つまり、比べやすい。

題を、見たい

館の題は、家具の金具、である。

つまり、種類を示すだけである。

種類を、示す

家具の金具、という語は種類である。

つまり、固有の名ではない。

題という名前

美術館の記録では、題が名前の役目をする。

もっとも、同じ題が九つあれば区別できない。

九点とも、同じ題

この記事で扱う九点は、すべて同じ題である。

つまり、題では区別できない。

番号という名前

番号は、重ならない。

そして、記録の中で一意である。

番号で、区別する

区別は、収蔵番号による。

つまり、番号が名の代わりになる。

九点とも、同じ材

技法の欄は、九点で完全に同じである。

つまり、差がない。

金めっきという技法

真鍮の表面に、薄く金を載せる。

つまり、見た目だけが金になる。

技法も、同じ

九点とも、金めっき真鍮とある。

つまり、材も揃っている。

年も、同じ

年の欄も、九点で完全に同じである。

つまり、差がない。

十年の幅

1820年から1830年まで。

つまり、十年である。

年も、同じ

九点とも、1820年から1830年である。

つまり、十年の幅で揃う。

寄贈者の名

寄贈者は、一人である。

つまり、まとめて持っていた。

一括の寄贈

九点とも、同じ年に館へ入った。

つまり、まとめて渡された。

来歴も、同じ

九点とも、同じ人の寄贈である。

そして、年は1968年。

三センチ三ミリ

三センチ三ミリなら、指でつまめる。

つまり、小さな部品である。

一点目の寸法

直径3.3センチである。

つまり、九点で最も小さい。

違うのは、寸法だけ

九点で違うのは、寸法の欄である。

つまり、そこにしか差がない。

金具の種類

取っ手、鉤、円い飾り、輪。

つまり、四種類ほどが並ぶ。

一点目の姿

台の上に、十以上の金具が並ぶ。

そして、形がそれぞれ違う。

二点目は、同じ画像

家具の金具
ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》1820年から1830年。金めっき真鍮。館の記録では、取っ手の直径が6.4センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。エドワード・ハンティング・スミス夫人の寄贈、1968年。ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》メトロポリタン美術館蔵

一点目と、同じ画像である。

同じ台に、同じ金具が並ぶ。

影の写り方

影が、右下へ落ちる。

つまり、光は左上から来る。

台の色

台は、薄い緑である。

そして、影が柔らかい。

二つの記録、一つの画像

一点目と二点目は、別の番号である。

そして、画像は同じである。

一枚で、多くを写す

一枚の写真に、多くの部品が写る。

つまり、記録の数より少ない枚数で済む。

まとめて、撮る

小さな部品は、まとめて撮ることが多い。

つまり、効率のためだろう。

何が起きているか

台の上の金具が、それぞれ別の作品なのだろう。

そして、その全体を一枚の写真で撮っている。

五十九という数

この作り手の記録は、五十九点ある。

つまり、この記事の九点は一部である。

番号の数

台の上の金具の数だけ、番号があるだろう。

もっとも、館の記録は総数を書かない。

記録は、一点ずつ

館の記録は、一点ずつ登録している。

そして、寸法もそれぞれ違う。

前の記事でも

同じ画像を複数の記録が使う例は、前にもあった。

つまり、珍しくない。

どれが、その一点か

画像だけでは、決められない。

だから、当サイトは断定しない。

大きさで、絞る

直径が分かれば、候補が減る。

つまり、手がかりになる。

寸法という手がかり

一点目は直径3.3センチ。

そして、二点目は6.4センチ。

それでも、決められない

同じ大きさの部品が複数あれば、絞れない。

だから、当サイトは断定しない。

二倍近い差

つまり、大きさで見分けられる可能性はある。

もっとも、確かめられない。

どの部分か

金具は、複数の部品からなる。

つまり、どこを測るかが問題になる。

寸法の書き方

二点目の欄には、取っ手、という語が付く。

つまり、どの部分の寸法かが書かれる。

揃わない書き方

同じ寄贈、同じ年でも、書き方が違う。

つまり、登録の時期が違う。

一点目には、ない

一点目の欄には、その語がない。

つまり、書き方が違う。

直さずに、伝える

当サイトは、記録を書き換えない。

そして、揃わないことを書く。

三点目は、別の画像

家具の金具
ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》1820年から1830年。金めっき真鍮。館の記録では、直径6.7センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。エドワード・ハンティング・スミス夫人の寄贈、1968年。ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》メトロポリタン美術館蔵

薄紫の台の上に、金具が並ぶ。

左上に、輪の付いた取っ手がある。

その右に、筒状の部品がある。

右上に、鉤の形の金具がある。

中央に、円い輪がある。

下に、細長い飾り板が横たわる。

三点目の姿

金具が、七つほど並ぶ。

そして、種類が違う。

台の色が、違う

一点目と二点目は、薄い緑の台である。

そして、三点目は薄紫である。

影の向き

影は、右下へ落ちる。

つまり、光は左上から来る。

撮影の時期

台の色が違えば、撮った時期も違うだろう。

もっとも、館の記録は撮影に触れない。

部品の種類

取っ手、筒、鉤、輪、飾り板。

つまり、五種類ほどが並ぶ。

三点の共通

一点目から三点目まで、いずれも同じ寄贈である。

そして、年も同じである。

四点目という位置

三点ずつ見ていく。

そして、四点目に移る。

三点の寸法

3.3、6.4、そして6.7センチ。

つまり、二倍の幅がある。

二枚の画像

三点で、二枚の画像が使われる。

つまり、一枚が二度使われている。

四点目は、また別の画像

家具の金具
ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》1820年から1830年。金めっき真鍮。館の記録では、飾りと螺子を含めて高さ7.9センチ、直径5.4センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。エドワード・ハンティング・スミス夫人の寄贈、1968年。ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》メトロポリタン美術館蔵

青緑の台の上に、金具が並ぶ。

四列に分かれて置かれる。

いずれも、円い飾りである。

中央の二つは、大きい。

そして、花の形をしている。

右下に、貝のような形がある。

台の色

台は、青緑である。

つまり、三点目とも違う。

四点目の姿

円い飾りが、四列に並ぶ。

そして、大きさがまちまちである。

列の並び

四列が、縦に並ぶ。

そして、列ごとに大きさが揃う。

飾りの模様

花弁が、放射状に並ぶ。

そして、中心に丸い突起がある。

中央の二つ

中央の二つは、大きい。

そして、花の形をしている。

寸法の但し書き

寸法の欄を見たい。

飾りと螺子を含めて、という語が付く。

揺れる飾り

下げ飾りは、引くと揺れる。

つまり、動く部品である。

下げ飾り

取っ手には、下げ飾りが付くことがある。

そして、揺れる。

螺子という部品

金具は、螺子で家具に留める。

つまり、螺子も一組の部品である。

どこまでを測るか

部品には、螺子や下げ飾りが付く。

つまり、どこまでを含めるかで数字が変わる。

二点だけ

但し書きがあるのは、二点目と四点目である。

つまり、九点のうち二点である。

揃わない但し書き

九点のうち、但し書きがあるのは二点である。

つまり、揃っていない。

但し書きの効き方

含める範囲が分かれば、数字が比べられる。

つまり、意味が定まる。

書き添えるという方法

含める範囲を書けば、数字の意味が分かる。

つまり、但し書きが要る。

四点目の寸法

高さ7.9センチ、直径5.4センチ。

つまり、高さのほうが大きい。

高さという項目

高さは、家具から出る長さである。

つまり、取り付けたときの厚みになる。

二つの数字

高さ7.9センチ、直径5.4センチ。

つまり、二つの数字がある。

五点目も、同じ画像

家具の金具
ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》1820年から1830年。金めっき真鍮。館の記録では、直径5.4センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。エドワード・ハンティング・スミス夫人の寄贈、1968年。ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》メトロポリタン美術館蔵

四点目と、同じ画像である。

同じ台に、同じ金具が並ぶ。

五点目の姿

四点目と、同じ台である。

そして、同じ金具が並ぶ。

五点目の書き方

五点目の欄には、但し書きがない。

つまり、四点目と違う。

直径が、同じ

四点目の直径は5.4センチである。

そして、五点目も5.4センチ。

何を測ったか

同じ画像でも、測った部品が違うのだろう。

もっとも、館の記録は示さない。

二つの項目と、一つの項目

四点目は二つ、五点目は一つ。

つまり、数が違う。

高さが、ない

四点目には、高さがある。

そして、五点目にはない。

絞り込みの限界

大きさだけでは、決められない。

つまり、画像と記録は結び付かない。

台の上の数

台に、十四個ほどが並ぶ。

つまり、同じ直径の部品が複数ありうる。

同じ物か、別の物か

直径が同じでも、別の部品かもしれない。

だから、当サイトは断定しない。

六点目の姿

四点目、五点目と、同じ台である。

そして、同じ金具が並ぶ。

五点目の寸法

直径5.4センチである。

つまり、四点目と同じ数字である。

六点目も、同じ画像

家具の金具
ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》1820年から1830年。金めっき真鍮。館の記録では、直径4.8センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。エドワード・ハンティング・スミス夫人の寄贈、1968年。ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》メトロポリタン美術館蔵

四点目、五点目と、同じ画像である。

つまり、三つの記録が一枚の写真を使う。

三つの直径

5.4、5.4、4.8センチ。

つまり、近い。

六点目の寸法

直径4.8センチである。

つまり、他の二点より小さい。

三点で、一枚

同じ写真が、三度使われる。

つまり、台の上の金具は少なくとも三点ある。

十四という数

台の上に、十四個ほどが並ぶ。

もっとも、重なりで数え切れない。

数え方

円い飾りが、四列に並ぶ。

そして、列ごとに三つか四つある。

画像に写る数

台の上に、十四個ほどが並ぶ。

つまり、記録の数より多い。

組という単位

家具の金具は、組で使う。

つまり、本来は組で意味がある。

記録の範囲

館の記録は、一点ずつ独立している。

つまり、組としての情報がない。

残りは、どこか

他の部品にも番号があるのだろう。

もっとも、この記事では扱わない。

直径の差

5.4、5.4、そして4.8センチ。

つまり、近い大きさである。

七点目は、白黒

家具の金具
ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》1820年から1830年。金めっき真鍮。館の記録では、縦22.2センチ、横5.7センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。エドワード・ハンティング・スミス夫人の寄贈、1968年。ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》メトロポリタン美術館蔵

白い台紙の上に、金具が並ぶ。

左の列に、小さな飾りがある。

人物や天使の形をしている。

右の列に、細長い飾り板が並ぶ。

いずれも、渦と葉の模様である。

画像に、色がない。

七点目の姿

左の列に、人物の形の飾りがある。

そして、右の列に飾り板が並ぶ。

色が、分からない

画像に色がない。

だから、当サイトは色を語らない。

人物の形

天使や職人らしき姿が、彫られる。

つまり、物語の人物だろう。

何が、読めるか

明暗は読める。

そして、形も読める。

白い台紙

台紙は、白い。

そして、影がほとんどない。

撮り方が、違う

一点目から六点目までは、色のある写真である。

そして、七点目は白黒である。

撮影の順

色のない写真は、古いことが多い。

もっとも、館の記録は撮影に触れない。

三通りの撮影

薄い緑の台、青緑の台、薄紫の台、そして白い台紙。

つまり、四通りある。

細長い形

縦22.2センチ、横5.7センチ。

つまり、縦が横の四倍近い。

縦横の寸法

寸法の欄を見たい。

縦22.2センチ、横5.7センチ。

引き手という部品

細長い飾り板は、引き出しの前面に付く。

もっとも、館の記録は用途を書かない。

直径では、ない

円い部品なら、直径で測る。

そして、細長い部品なら、縦と横で測る。

二通りの測り方

円いものは直径、細長いものは縦横。

つまり、形が項目を決める。

形と、項目

形に応じて、項目が変わる。

つまり、記録に判断がある。

八点目も、同じ画像

家具の金具
ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》1820年から1830年。金めっき真鍮。館の記録では、縦25.6センチ、横6.5センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。エドワード・ハンティング・スミス夫人の寄贈、1968年。ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》メトロポリタン美術館蔵

七点目と、同じ画像である。

同じ台紙に、同じ金具が並ぶ。

三センチ四ミリの差

22.2センチと25.6センチ。

つまり、三センチ四ミリ違う。

大きさの差

七点目は22.2センチ。

そして、八点目は25.6センチ。

六本の飾り板

右の列に、飾り板が六本並ぶ。

そして、模様がそれぞれ違う。

画像の中の、どれか

台紙に、飾り板が六本並ぶ。

つまり、そのうちの二本だろう。

記録と、画像

記録は一点、画像は多数。

つまり、対応が付かない。

読む人のために

食い違いを書けば、確かめられる。

つまり、伝える価値がある。

断定は、しない

どれとどれかは、決められない。

だから、当サイトは選ばない。

九点目は、三点目と同じ画像

家具の金具
ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》1820年から1830年。金めっき真鍮。館の記録では、縦24.1センチ、横5.6センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。エドワード・ハンティング・スミス夫人の寄贈、1968年。ヘンリー・ケラム・ハンコック《家具の金具》メトロポリタン美術館蔵

三点目と、同じ画像である。

薄紫の台に、同じ金具が並ぶ。

九点目の画像

三点目と同じ、薄紫の台である。

そして、同じ金具が並ぶ。

下の飾り板

画像の下に、細長い飾り板がある。

そして、縦24.1センチという数字と合う。

三つの細長い品

七点目、八点目、九点目。

つまり、細長い品が三点ある。

手がかりとしての寸法

寸法が分かれば、絞り込める。

もっとも、確かめられない。

画像の内訳

一点目と二点目で一枚。

三点目と九点目で一枚。

四点目から六点目で一枚。

そして、七点目と八点目で一枚。

九点で、五枚の画像

九点の記録が、五枚の画像を使う。

つまり、画像より記録のほうが多い。

効率という理由

小さな部品を一つずつ撮るのは、手間が掛かる。

つまり、まとめて撮る。

なぜ、そうなるか

まとめて撮り、記録は一点ずつ作る。

つまり、撮影と登録の単位が違う。

見えることを、書く

同じ画像であることは、見れば分かる。

つまり、事実として書ける。

当サイトの扱い

当サイトは、同じ画像であることを明記する。

そして、どれがどれかは断定しない。

生没年の欄

館の記録には、二つの年がある。

そして、区別する語がない。

作者の記録

作者の欄を見たい。

1816年から1851年とある。

四歳という計算

1816年生まれなら、1820年には四歳である。

つまり、合わない。

生没年か、活動期間か

これが生没年なら、1820年には四歳になる。

つまり、金具を作れる年齢ではない。

二つの読み方

生没年と読むか、活動期間と読むか。

つまり、二通りある。

数字が、合わない

作品の年と、作者の年。

つまり、二つが噛み合わない。

会社という可能性

作者の欄は、人ではなく会社のこともある。

つまり、看板の名である。

活動期間だろう

工房や会社の活動期間なのかもしれない。

もっとも、館の記録は説明しない。

断定は、しない

だから、当サイトは決めつけない。

そして、合わないという事実だけを書く。

真鍮という材

真鍮は、銅と亜鉛の合金である。

そして、黄色みを帯びる。

金めっき真鍮

技法の欄を見たい。

真鍮の表面に、金を載せる。

めっきの厚み

金の層は、ごく薄い。

そして、擦れると地が出る。

見た目だけが、金

つまり、金無垢ではない。

そして、値も抑えられる。

見える部品

金具は、家具の表に付く。

つまり、いちばん目に付く。

家具の金具という品

引き出しの取っ手、鍵穴の飾り、留め具。

つまり、家具に付ける部品である。

手が触れる場所

取っ手は、毎日触れられる。

つまり、擦れやすい。

使うための飾り

引く、回す、掛ける。

つまり、触れる場所が飾られる。

型で、作る

同じ型から、何個も抜く。

つまり、揃った形になる。

量産という前提

同じ形を、何個も作る。

つまり、型が要る。

数という条件

引き出しが六つなら、取っ手も六つ要る。

つまり、数が決まる。

揃えるという用途

一つの家具に、同じ金具を並べる。

つまり、数が要る。

円いものの直径

3.3、4.8、5.4、5.4、6.4、6.7センチ。

つまり、二倍の幅がある。

九点の寸法

直径は3.3から6.7センチまで。

そして、細長いものは22.2から25.6センチまで。

用途の差

円いものは取っ手や鍵穴の飾り。

そして、細長いものは引き手だろう。

もっとも、館の記録は用途を書かない。

二つの群

円いものと、細長いもの。

つまり、形で分かれる。

分かることと、分からないこと

分かるのは、寸法・材・年・来歴である。

そして、分からないのは、画像のどれかと作者の年である。

空白を、空白のまま

当サイトは、空欄を推測で埋めない。

そして、そのことを書き添える。

当サイトの
籠の上に、動物が載るでも、
同じ題が並ぶ記録を扱った。

SAME ARTIST同じ画家のコラム

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    作者の欄に、売った人の名がある——家具金物四十一件のうち九件

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    寸法の欄だけが、部品の名を書く——ヘンリー・K・ハンコックの家具金具

    題も年も材料も出所も、九点は同じである。区別できる欄は寸法だけで、そこにだけ部品の名が書かれる。杯、腕、座金、引き手の輪。しかも同じ写真が三点で共有される。失われた家具の形を読みたい。枝番は、飛び飛びに並んでいる。

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