題が、括弧だけで終わる——トマス・サリーの写生帖
三点の共通
一点目から三点目まで、いずれも題が括弧だけである。
そして、いずれも同じ購入である。
四点目という位置
三点ずつ見ていく。
そして、四点目に移る。
三点の年
三点とも、1810年から1820年である。
つまり、揃っている。
四点目は、色が濃い

左に、暗く塗られた場面がある。
その中に、二人の人物がいる。
上に、三日月が見える。
右に、別の人物が線で描かれる。
そして、そこは塗られていない。
暗い部分
左の四角い区画が、濃く塗られる。
そして、輪郭が曖昧になる。
月の形
上に、細い月がある。
つまり、三日月である。
四点目の場面
暗い場所に、二人がいる。
そして、上に月がある。
塗らない部分
右は、紙の色のままである。
つまり、対比が強い。
右の人物
右の人物は、線だけで描かれる。
そして、腕を伸ばす。
二つの段階
左は、淡彩で塗られる。
そして、右は線だけである。
二つの手
線を引く手と、面を塗る手。
つまり、道具も変わる。
どちらが先か
線が先で、塗りが後だろう。
もっとも、館の記録は工程を書かない。
同じ紙の中の、差
仕上げた部分と、途中の部分。
つまり、作業の段階が並ぶ。
筆という道具
淡彩には、柔らかい筆を使う。
そして、線には細い筆を使う。
濃淡の作り方
水の量で、濃さが変わる。
つまり、階調が作れる。
淡彩という技法
インクを水で薄め、面を塗る。
つまり、明暗を作る。
四点目の寸法
縦22.9センチ、横29.2センチ。
つまり、他と同じである。
三日月という細部
上に、細い月がある。
つまり、夜の場面である。
五点目は、線だけ

左に、跪く人物がいる。
そして、うつむく。
右に、飛ぶような人物がいる。
腕を、後ろへ伸ばす。
背景は、白いままである。
背景の白
背景は、塗られていない。
つまり、紙の色である。
姿勢の差
跪く姿と、飛ぶ姿。
つまり、動きが対照的である。
五点目の人物
左は跪き、右は飛ぶ。
つまり、対照的な姿勢である。
余白の広さ
紙の大半が、空いている。
つまり、二つの図だけである。
一冊という単位
材料は、帖の全体で書かれる。
つまり、頁ごとの差は残らない。
頁ごとの差
塗りのある頁と、線だけの頁。
つまり、実際には差がある。
見えないものを、書く
記録は、帖全体の材料を書く。
つまり、頁ごとには合わない。
技法の欄と、画面
技法の欄には、淡彩とある。
もっとも、この一点には塗りが見えない。
単位という問題
一冊で登録するか、一頁で登録するか。
つまり、数え方の問題である。
前の記事でも
写生帖の記録が帖全体を指す例は、前にもあった。
つまり、珍しくない。
帖全体の記述
技法の欄も、帖全体を指すのだろう。
つまり、頁ごとではない。
五点目の寸法
縦22.9センチ、横29.2センチ。
つまり、他と同じである。
断定は、しない
館の記録は、説明していない。
だから、当サイトは決めつけない。
六点目は、犬

上に、大きな犬が立つ。
毛が、長い。
右に、犬の頭がもう一つある。
下に、走る犬がいる。
その左に、人物が立つ。
紙の右端に、別の紙が写る。
三つの犬
一枚に、犬が三つ描かれる。
つまり、姿勢を変えている。
毛の描き方
毛が、細い線で描かれる。
そして、方向が揃う。
六点目の犬
上の犬は、毛が長い。
そして、こちらを向く。
六点目の紙
紙の色は、中間の灰色である。
そして、他の八点と同じである。
隣の頁
画像の右に、別の紙の縁が写る。
つまり、開いた帖を撮ったのだろう。
右の縁
右にも、別の紙の縁が写る。
つまり、隣の頁だろう。
綴じの見え方
左の縁に、綴じの跡がある。
つまり、開いた状態である。
撮り方
一頁だけを切り取らずに撮る。
つまり、周りも入る。
三つ目の頭
右上に、犬の頭がもう一つある。
そして、輪郭だけである。
下の犬
下の犬は、走る姿である。
そして、耳が跳ねる。
開いた帖
二枚の紙が、同時に写る。
つまり、開いたまま撮られている。
犬という主題
一枚に、犬が三つ描かれる。
つまり、形を確かめている。
六点目の寸法
縦22.9センチ、横29.2センチ。
つまり、他と同じである。
人物も、入る
犬の左に、人物が立つ。
そして、細く描かれる。
繰り返すという方法
同じ動物を、姿勢を変えて描く。
つまり、練習である。