画家を知る

斜線と、または——カミーユ・コローの年の欄

三点の年

1870年代が二点、1872年が一点。

つまり、近い時期になる。

残る三点

いずれも、後期の作である。

つまり、1870年代に入る。

七点目

題が、風景だけの一点である。

風景
カミーユ・コロー《風景》1870年から1875年ごろ。カンヴァスに油彩。館の記録では、縦41.91センチ、横57.15センチとされる。額を含むと、縦57.15センチ、横72.39センチ、奥行き5.4センチになる。ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵。カミーユ・コロー《風景》ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵

横長の画面である。

中央に、細い木が立つ。

その手前に、水面がある。

左に、小舟がいる。

遠くに、白い建物が見える。

一般名詞

風景、は種類を表す語である。

つまり、固有の名ではない。

手掛かりが、ない

題からは、何も絞れない。

つまり、絵を見るほかない。

題が、一語

題は、風景、とだけある。

つまり、場所も時も示されない。

木の描き方

細い幹と、薄い葉。

つまり、共通する。

似た眺め

六点目と、構図が似る。

もっとも、同じ場所とは限らない。

場所が、分からない

どこを描いたかは、記録にない。

つまり、特定されていない。

並べて、見る

作品の横は、57.15センチ。

そして、額の縦も、57.15センチ。

同じ数字が、二度

作品の横と、額の縦が同じ数字である。

五七・一五センチ

いずれも、57.15センチとある。

直さない

当サイトでは、そのまま写す。

つまり、判断しない。

打ち間違いか

同じ数字が続くのは、気に掛かる。

もっとも、断定はできない。

偶然か

そう見える。

もっとも、確かめられない。

次の一点

人を描いた一点である。

つまり、風景ではない。

八点目

母と娘の肖像である。

ストゥンプ夫人と娘
カミーユ・コロー《ストゥンプ夫人と娘》1872年。カンヴァスに油彩。館の記録では、縦105センチ、横74センチとされる。額を含むと、縦128.3センチ、横101.9センチ、奥行き7.6センチになる。ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵。カミーユ・コロー《ストゥンプ夫人と娘》ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵

縦長の画面である。

青い衣の女性が、立つ。

その手を、小さな娘が握る。

娘は、白い衣を着る。

背景は、木立である。

額を含むと

縦128.3センチになる。

つまり、さらに大きい。

横も、広い

横74センチである。

つまり、面積でも最大になる。

九点で、最も大きい

縦105センチである。

つまり、他を大きく超える。

二人の衣

母は青、娘は白。

つまり、対比になる。

立ち姿

二人が、立って描かれる。

つまり、縦が要る。

唯一の縦長

他の八点は、いずれも横長である。

つまり、この一点だけ違う。

根拠が、あるらしい

年が定まるには、証拠が要る。

つまり、記録が残っている。

断定の形

数字だけが置かれる。

つまり、迷いがない。

年に、留保がない

1872年とだけある。

つまり、斜線も、ごろ、も付かない。

二点だけ

九点のうち、留保のない年は二点である。

もう一点は

四点目の、描き直しの前の年である。

つまり、そこも数字だけである。

最後の一点

九点目を見たい。

つまり、最も小さい一点である。

九点目

最後の一点である。

エトルタ近くの浜
カミーユ・コロー《エトルタ近くの浜》1872年ごろ。カンヴァスに油彩。館の記録では、縦12.3センチ、横25.5センチとされる。額を含むと、縦25.4センチ、横38.1センチ、奥行き3.2センチになる。ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵。カミーユ・コロー《エトルタ近くの浜》ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵

横に細長い画面である。

左に、低い岬がある。

その先に、砂浜が続く。

右は、静かな海である。

空は、灰と白が混じる。

板のように、薄い

小さな習作らしい。

もっとも、記録に用途はない。

横も、狭い

横25.5センチである。

つまり、手帳ほどになる。

九点で、最も小さい

縦12.3センチである。

つまり、手のひらに載る。

九点の額

奥行きが書かれるのは、五点である。

つまり、揃っていない。

額の厚み

奥行きは、3.2センチである。

つまり、薄い額である。

額のほうが、二倍

額を含めると、縦25.4センチになる。

つまり、二倍を超える。

同じ年、別の用途

一方は注文の肖像らしい。

そして、他方は小さな習作に見える。

大きさの差

一方は105センチ、他方は12.3センチ。

つまり、大きく違う。

八点目と、同じ年

いずれも、1872年である。

もっとも、こちらには、ごろ、が付く。

数え方

斜線や、または、の場合は、後の年で数えた。

つまり、目安である。

九点の年

1825年から1875年まで。

二つの時期

イタリアの時期と、後年の風景。

つまり、大きく分かれる。

長い画業

若いころから、晩年まで。

つまり、生涯にわたる。

五十年の幅

最も早い年と、最も遅い年の差である。

つまり、五十年になる。

年の書き方

斜線が五点。

または、が一点。

ごろ、だけが二点。

そして、数字だけが一点。

四通り

年の書き方は、四通りある。

つまり、揃っていない。

記録の作法

館ごとに、記号の使い方は違う。

つまり、確かめて読む。

混ぜない

二つを同じものとして読むと、誤る。

つまり、区別が要る。

記号の意味

斜線は幅、または、は選択。

つまり、意味が違う。

読み分ける

同じ二つの数字でも、記号で意味が変わる。

つまり、記号を読む必要がある。

描き直しの時期

一方は1865年から1870年ごろ。

そして、他方は、少しのち、である。

二点の年

一方は1860年、他方は1864年である。

つまり、近い。

描き直しの二点

四点目と五点目である。

書き方が、違う

一方は年で、他方は語で示される。

つまり、揃わない。

時期の差か

記録が作られた時期が、違うのかもしれない。

もっとも、確かめられない。

揃わないということ

同じ館の、同じ画家の記録である。

もっとも、書式は一つではない。

直さない

当サイトでは、記録をそのまま写す。

つまり、整えない。

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同じ画家については、銀灰色は、どこから来たのかでも扱っている。

そちらでは、色の調子を見た。

読み方の提案

年の欄の記号を、見てほしい。

斜線か、または、かで意味が変わる。

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