同じ庭が、同じ題で二点ある——カミーユ・ピサロ
四点目から
同じ街の、別の場所である。
つまり、近い。
庭から、通りへ
ここから、別の場所になる。
つまり、街の眺めが続く。
四点目
大通りの眺めである。

横長の画面である。
大通りが、奥へ伸びる。
両側に、高い建物が並ぶ。
車道に、馬車が連なる。
歩道に、人が集まる。
空は、灰色である。
順序
季節が先、時刻が後である。
つまり、大きいほうから書く。
題に、季節と時刻
冬の朝、とある。
つまり、二つが入る。
街の絵
大通りを、真上から見下ろす。
つまり、高い位置になる。
高い階から
建物の上階からの眺めらしい。
もっとも、記録に説明はない。
上から、見る
こちらも、見下ろす眺めである。
つまり、窓からになる。
名が、重なる
来歴の文が、一点目と同じ形である。
つまり、同じ人である。
同じ寄贈者
一点目と、同じ人からの寄贈である。
つまり、二点ある。
二度の寄贈
同じ人が、二度贈っている。
つまり、続いている。
偲ぶ、という語
亡くなった人の名が添えられる。
つまり、記念の寄贈になる。
同じ言葉
来歴の文も、同じ形である。
つまり、夫を偲ぶ寄贈になる。
六年、離れる
1960年と、1966年である。
つまり、二度に分けて寄贈された。
五点目から
北の港町の絵になる。
つまり、三点続く。
港町へ
パリから、北の港町へ移る。
つまり、場所が変わる。
五点目
港町の朝である。

横長の画面である。
手前に、広い川がある。
中央に、石の橋が架かる。
その向こうに、町並みが広がる。
右に、煙突から煙が立つ。
空は、白く曇る。
三つの語
朝、曇りの日、そして地名。
つまり、並列になる。
読点で、区切る
三つの語が、読点で並ぶ。
つまり、句にならない。
題が、三つに分かれる
時刻、天候、そして地名。
つまり、読点で区切られる。
揃わない書き方
同じ館の、同じ画家の記録である。
つまり、揃っていてもよいはずである。
他の四点では
季節と時刻が、一つの句にまとまる。
つまり、こちらだけ違う。
珍しい形
ふつうは、一つの句にまとめる。
つまり、これは並列になる。
二つの行い
遺贈と、寄贈。
つまり、性質が違う。
一つの欄に
遺贈と寄贈が、続けて書かれる。
つまり、長い一文になる。
来歴が、二つ
遺贈と寄贈が、一つの文に入る。
続き柄は、ない
兄弟か、親子かは書かれない。
つまり、分からない。
姓が、同じ
二人の姓は、同じである。
つまり、身内らしい。
二人の名
兄弟らしい二人の名が並ぶ。
もっとも、続き柄は書かれない。
一年の差
1979年と、1980年である。
つまり、続く年になる。
年も、二つ
1979年と、1980年である。
つまり、二年にわたる。
二つの年
来歴の年と、受け入れの年。
つまり、意味が違う。
揃える
二つの年のうち、後を採る。
つまり、完了した年になる。
受け入れ年は
記録では、1980年である。
つまり、後のほうに合わせている。
六点目へ
町の中の通りである。
つまり、視点が下がる。
同じ町の、別の絵
港から、町の中へ移る。
つまり、近い場所になる。
六点目
同じ町の、別の場所である。

縦長の画面である。
左右に、古い建物が並ぶ。
奥に、大きな聖堂の塔が立つ。
手前に、市の露店が並ぶ。
人が、細かく描かれる。
括弧の位置
題の末尾に、括弧が来る。
つまり、後ろに付く。
光の条件
日射しがある、という状態を指す。
つまり、天候に近い。
括弧の中
日射しの効果、とある。
つまり、光の条件が示される。
九点で、唯一の括弧
他の八点には、括弧がない。
つまり、例外になる。
何度も、描く
同じ場所を、条件別に描く。
つまり、組になる。
連作という考え
同じ場所を、条件を変えて何枚も描く。
つまり、組にする。
効果、という語
同じ場所を、光の条件別に描く。
つまり、連作の考え方になる。
縦の構図
高いものを描くには、縦が要る。
つまり、判型が決まる。
塔を、入れる
高い塔を画面に収めるためらしい。
もっとも、記録に理由はない。
縦長である
九点のうち、縦長はこの一点だけである。
つまり、判型でも例外になる。
同じ数字
65.1センチが、二点に出る。
つまり、共通する。
数字を、並べる
54.3と65.1、そして81.3と65.1。## 数字を、見る
54.3と65.1、そして81.3と65.1。
つまり、65.1が共通する。
五点目と、寸法が近い
いずれも、65.1センチを含む。
つまり、縦横が入れ替わっている。
次のページで
残る三点を見たい。