画家を知る

収蔵番号の欄に、寸法が入る——東洲斎写楽

四点目

ここから、四点目である。

つまり、頁が変わる。

年の欄へ

ここから、年の欄を見たい。

つまり、書き方が分かれる。

月まで、書かれた年

四点目の年の欄には、月が入る。

八代目森田勘弥の駕籠かき
東洲斎写楽《八代目森田勘弥の駕籠かき》1794年5月。木版画。館の題には、芝居の名が添えられる。館の記録では、縦38.1センチ、横25.4センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。二つの基金による購入、1949年。東洲斎写楽《八代目森田勘弥の駕籠かき》メトロポリタン美術館蔵

胸から上を、大きく描く。

男が、頭に布を巻く。

眉が、八の字に下がる。

口が、への字に結ばれる。

背景は、灰色である。

月の書き方

年の前に、月が置かれる。

つまり、順序が逆になる。

他の八点

他は、年だけである。## 一点だけ

九点のうち、一点だけである。

つまり、例外になる。

他の八点

他は、年だけである。

つまり、月がない。## 他の八点

他は、年だけである。

つまり、月がない。

九点で、唯一

月まで書かれるのは、この一点だけである。

つまり、例外になる。

芝居の月

五月には、五月の演目がある。

もっとも、当サイトでは照らしていない。

季節

いまの暦では、六月ごろにあたる。

つまり、梅雨の時期である。

暦の違い

旧暦は、いまの暦とひと月ほどずれる。

つまり、初夏にあたる。

五月という月

旧暦の五月である。

つまり、いまの暦とはずれる。

括弧の中

芝居の名は、括弧に入る。

つまり、題の外に置かれる。

演目の名

題に、芝居の名が添えられる。

つまり、演目が分かる。

番付という記録

芝居の番付には、演目と月が載る。

つまり、日付が残る。

なぜ、分かるか

芝居の興行は、月ごとに記録される。

つまり、番付から絞れる。

縦38.1センチ

横は、25.4センチである。

つまり、大きい。

大きい判型

幅の広い群の中でも、大きい。

つまり、上限に近い。

九点で、最も大きい

縦38.1センチ、横25.4センチ。

つまり、最も大きい一点になる。

五点目

ここから、五点目である。

つまり、二人の絵になる。

素材の欄へ

ここから、素材の欄を見たい。

つまり、雲母の書き方である。

五点目

二人が組み合う一枚である。

三代目坂東彦三郎の帯屋長右衛門と四代目岩井半四郎の信濃屋お半
東洲斎写楽《三代目坂東彦三郎の帯屋長右衛門と四代目岩井半四郎の信濃屋お半》1794年から1795年。紙に木版、墨、彩色。白い雲母の地。館の記録では、画面で縦36.8センチ、横25.1センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。二つの基金による購入、1949年。東洲斎写楽《三代目坂東彦三郎の帯屋長右衛門と四代目岩井半四郎の信濃屋お半》メトロポリタン美術館蔵

全身を、二人分描く。

左の男が、立ってこちらを見る。

右の女形が、身を沈める。

女形の裾が、赤く広がる。

背景は、淡い灰である。

書いていない八点

他の八点には、断りがない。

つまり、範囲が示されない。

何を、測るか

紙か、図か、台紙か。

つまり、三通りありうる。

断り書き

寸法の前に、断りが付く。

つまり、範囲を限る。

画面、という語

寸法の前に、画面、と付く。

紙と、図

紙には、余白がある。

つまり、図より広い。

何を、指すか

刷られた図の範囲を指すらしい。

つまり、紙の端までではない。

他の八点

他には、断りがない。

つまり、何の寸法か書かれていない。

一点だけ

九点のうち、この一点だけである。

つまり、揃っていない。

二つの文

墨と彩色の文、そして雲母の文。

つまり、分かれる。

記号で、区切る

文と文が、記号で区切られる。## 記号で、区切る

文と文が、記号で区切られる。

つまり、並列になる。

分けて、書く

墨と彩色を書き、そのあとに雲母を書く。

つまり、二文になる。

素材の書き方

雲母が、別の文として置かれる。

つまり、書き方が違う。

六点目

ここから、六点目である。

つまり、雲母の三通り目になる。

三つ目の書き方

雲母の位置が、また違う。

つまり、三通り目になる。

六点目

もう一つの書き方である。

傾城葛城と沢村宗十郎
東洲斎写楽《傾城葛城と沢村宗十郎》1794年。紙に木版。白い雲母の地。墨と彩色。館の記録では、縦37.5センチ、横24.8センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。二つの基金による購入、1949年。東洲斎写楽《傾城葛城と沢村宗十郎》メトロポリタン美術館蔵

全身を、二人分描く。

奥に、男が立つ。

手前に、女形が身を沈める。

女形の衣は、黒である。

背景は、淡い茶である。

工程の順

実際には、雲母を先に撒く。

もっとも、記録の順は工程と限らない。

順序の意味

順序に、決まりはないらしい。

つまり、揃わない。

雲母が、先に来る

素材の欄で、雲母が墨より前に置かれる。

つまり、順序が逆である。

数えると

並べて書くもの、後に置くもの、先に置くもの。

つまり、三つある。

揃わない書き方

同じ群でも、書き方が違う。

つまり、時期が違うらしい。

年だけ、幅、月

三つの書き方が混じる。

つまり、統一されていない。

三通り

雲母の書き方は、三通りある。

つまり、揃っていない。

判型と、雲母

幅の広い群にだけ、雲母がある。

つまり、重なっている。

三点には、ない

幅の狭い三点には、雲母がない。

つまり、判型と重なる。

六点に、雲母

九点のうち、雲母の記載は六点である。

つまり、多数を占める。

二か所

九点のうち、二点で起きている。

つまり、繰り返される。

英語の作法

読点のあとには、空白を置く。

つまり、抜けている。

空白の有無

読点のあとに、空白が入らない。

つまり、詰まって見える。

題の読点

題の中の読点に、空白がない。

他の記録では

英語の題では、読点のあとに空白を置く。

つまり、これも揃わない。

姓の読み

日本語では、同じ音になりうる。

もっとも、こちらでは決めない。

一字の差

一字だけが、違う。

つまり、近い形である。

姓の綴り

この一点の役者の姓は、他の一点と綴りが違う。

断定しない

どちらが正しいかは、書かない。

つまり、両方を示す。

同じ人か

同じ家の名らしい。

もっとも、こちらでは断定しない。

次のページで

判型の違う三点を見たい。