画家を知る

収蔵番号の欄に、寸法が入る——東洲斎写楽

七点目から

残る三点を、まとめて見たい。

つまり、判型が揃う。

判型が、変わる

ここまでの六点は、幅が広い。

つまり、ここから狭くなる。

幅の狭い三点

残る三点は、幅が狭い。

六代目市川團十郎の船番作
東洲斎写楽《六代目市川團十郎の船番作》1794年から1795年。木版画。館の記録では、縦32.4センチ、横15.2センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。二つの基金による購入、1949年。東洲斎写楽《六代目市川團十郎の船番作》メトロポリタン美術館蔵

全身を、一人分描く。

若い武士が、正面を向く。

黄色い衣に、模様が散る。

腰に、刀を差す。

背景は、白に近い。

縦の差

広い群の下限は、35.6センチである。

つまり、三センチほど違う。

縦は、近い

縦32.4センチである。

つまり、縦の差は小さい。

判型が、違う

横15.2センチである。

つまり、他の六点の半分ほどになる。

値段の差

小さい紙は、安く作れる。

つまり、行き渡りやすい。

用途の差か

判型が違えば、値も違う。

もっとも、記録に説明はない。

二つの群

幅の広い六点と、狭い三点。

つまり、二つに分かれる。

細かさの理由

紙の端は、まっすぐでない。

つまり、測りにくい。

三十二分の一

一インチを、三十二に割る。

つまり、細かい単位である。

分数が、細かい

横の寸法が、三十二分の一まで書かれる。

群として

同じ時期に測ったらしい。

もっとも、これは推測である。

揃っている

狭い三点だけが、細かい分数を持つ。

つまり、群として揃う。

三点とも

残る二点も、同じである。

つまり、三点に共通する。

役の説明

役の続き柄まで、題に入る。

つまり、詳しい。

息子という語

題に、誰の子か、が書かれる。

つまり、続き柄が入る。

題の読点

この題の読点にも、空白がない。## 題の読点

この題の読点にも、空白がない。

つまり、二点目の例になる。

次の一点

幅の狭い、二点目である。

つまり、同じ群になる。

七点目

女形と若衆の一枚である。

二代目瀬川富三郎の傾城遠山と市川栗蔵の東山義若丸
東洲斎写楽《二代目瀬川富三郎の傾城遠山と市川栗蔵の東山義若丸》1794年から1795年。木版画。館の記録では、縦33センチ、横15.2センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。二つの基金による購入、1949年。東洲斎写楽《二代目瀬川富三郎の傾城遠山と市川栗蔵の東山義若丸》メトロポリタン美術館蔵

全身を、二人分描く。

手前に、女形が立つ。

その後ろに、若い男が寄る。

女形の裾が、床に広がる。

背景は、黄色である。

値の違い

三点とも、分数の値が違う。

つまり、個別に測っている。

三十二分の十一

もう一点は、別の分数になる。

つまり、値はそれぞれ違う。

縦も、細かい

縦の寸法も、三十二分の一まで書かれる。

つまり、両方が細かい。

最後の一点

九点目を見たい。

つまり、最も小さい一点である。

八点目

黒い衣の一枚である。

三代目沢村宗十郎の名古屋山三
東洲斎写楽《三代目沢村宗十郎の名古屋山三》1794年から1795年。木版画。館の記録では、縦31.4センチ、横14.3センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。二つの基金による購入、1949年。東洲斎写楽《三代目沢村宗十郎の名古屋山三》メトロポリタン美術館蔵

全身を、一人分描く。

男が、腰に刀を差す。

黒い衣に、白い模様が散る。

背景は、黄色である。

顔は、左を向く。

縦31.4センチ

横は、14.3センチである。

つまり、細長い。

面積で、半分以下

最も大きい一点と比べたい。

つまり、半分に満たない。

九点で、最も小さい

縦31.4センチ、横14.3センチ。

つまり、最も小さい一点になる。

判型の名

広い群と狭い群には、それぞれ呼び名がある。

もっとも、記録には書かれない。

六対三

広い群が六点、狭い群が三点。

つまり、広いほうが多い。

九点の判型

幅の広い六点と、狭い三点。

幅の広い群

22.9から25.4センチまで。

狭い群

14.3から15.2センチまで。

重ならない

二つの群は、はっきり分かれる。

つまり、中間がない。

七センチの差

狭い群の上限と、広い群の下限。

つまり、七センチ以上開く。

はっきり、分かれる

二つの群のあいだに、重なりがない。

つまり、別の規格である。

短い期間

九点は、二年のあいだに収まる。

つまり、密である。

二年の幅

1794年から1795年まで。

つまり、二年に収まる。

九点の年

1794年が四点。

1794年から1795年が四点。

そして、月まで書かれたものが一点。

三通り

年の書き方も、三通りある。

つまり、揃っていない。

九点の寸法の書き方

記号で区切るもの、掛け算の形、画面と断るもの。

そして、台紙が続くもの

四通りに分かれる。

つまり、これも揃わない。

担当が、変わる

長い年月のあいだに、担当は替わる。

つまり、書き方も替わる。

百年の記録

この館の記録は、長い時間をかけて作られた。

つまり、一度に作られていない。

揃わない理由

記録は、長い年月をかけて作られる。

つまり、担当も時期も違う。

改行という難所

改行を含む欄は、移すときに崩れやすい。

つまり、起きうる。

写し取り

紙の台帳から、電子の記録へ移す。

つまり、その途中で起きうる。

混入の理由

欄をまたぐ誤りは、写し取りで起きやすい。

もっとも、これは推測である。

記録を、直さない

当サイトでは、記録をそのまま写す。

つまり、整えない。

数字を、信じすぎない

記録の数字にも、揺れがある。

つまり、確かめて使う。

読む側のために

誤りを知って読めば、迷わない。

つまり、書く意味がある。

そのうえで、書く

合わないところは、合わないと書く。

つまり、隠さない。

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そちらでは、活動した期間を見た。

読み方の提案

寸法の欄と、番号の欄を見比べてほしい。

そこに、同じ数字が入っていることがある。

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