画家を知る

題に、距離が書いてある——ジョージ・カトリン

七枚目は、大きい

美しい草原の崖、アッパー・ミシシッピ
ジョージ・カトリン《美しい草原の崖、アッパー・ミシシッピ》1835年から1836年。油彩、カンヴァス。館の記録では、縦49.6センチ、横69.9センチとされる。スミソニアン協会蔵。ジョージ・カトリン《美しい草原の崖、アッパー・ミシシッピ》スミソニアン協会蔵

大きな丘が、画面の左を占める。

丘の斜面に、小さな木が点在する。

手前に、馬に乗る人がいる。

そして、赤い衣を着る。

丘の頂にも、小さな人影が並ぶ。

右奥に、平地が広がる。

七枚目の人物

丘の斜面に、馬に乗る人がいる。

そして、赤い衣が目立つ。

頂の人影

丘の頂にも、小さな人影が並ぶ。

つまり、上と下に人がいる。

距離が、ない

題に、距離が入らない。

そして、川の名だけがある。

二つの川

一つは西へ、一つは南へ流れる。

つまり、別の水系である。

別の川

これまでの六枚は、一つの川だった。

そして、この一枚は別の川である。

二十センチの差

28.5センチと49.6センチ。

つまり、二十一センチ違う。

大きさの差

これまでの六枚は、縦28センチ台だった。

そして、この一枚は49.6センチ。

横の差

36.6センチと69.9センチ。

つまり、二倍近い。

面積では

面積で、四倍を超える。

つまり、別の目的の絵だろう。

三年後

1832年と、1835年から1836年。

つまり、三年ほど後になる。

年も、違う

これまでの六枚は1832年である。

そして、この一枚は1835年から1836年。

八枚目は、台紙つき

ニシュナボトナの崖、アッパー・ミズーリ
ジョージ・カトリン《ニシュナボトナの崖、アッパー・ミズーリ》1861年から1869年。油彩、カード、板紙に裏打ち。館の記録では、縦47.7センチ、横62.2センチとされる。ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵。ジョージ・カトリン《ニシュナボトナの崖、アッパー・ミズーリ》ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵

画面の外に、灰緑の台紙がある。

そして、その上部に小さな札がある。

札に、数字らしき文字がある。

絵の部分は、楕円に切り抜かれる。

丘が、緑と褐色で描かれる。

手前に、人々が座る。

そして、赤い衣が点になる。

八枚目の丘

丘が、緑と褐色で描かれる。

そして、なだらかである。

楕円という枠

台紙に、楕円の窓が開く。

つまり、丸く見せる仕掛けである。

台紙の色

台紙は、灰緑である。

そして、表面に艶がない。

台紙も、写る

画像には、台紙と札が写る。

つまり、作品の周りまで写っている。

札の位置

札は、台紙の上の中央にある。

そして、小さい。

札の数字

札は、整理のための番号だろう。

もっとも、館の記録は触れない。

だから、当サイトは断定しない。

二重の支持体

カードに描き、その裏に板紙を貼る。

つまり、二層になる。

支持体が、違う

技法の欄を見たい。

カードに油彩、そして板紙に裏打ちとある。

布との差

布はたわむ。

そして、カードは平らなまま保たれる。

カードという材

厚い紙に、直接描く。

つまり、布ではない。

八枚の年との差

六枚は1832年である。

つまり、三十年近く後になる。

三十年後の絵

年の欄を見たい。

1861年から1869年とある。

八年の幅

1861年から1869年まで。

つまり、八年である。

斜線という書き方

館の記録では、年が斜線で区切られる。

つまり、幅を示す書き方である。

前の絵から、描く

早い時期の絵を写した可能性もある。

もっとも、館の記録は書かない。

記憶から、描く

旅から三十年ほど後の作である。

つまり、写生ではないだろう。

もっとも、館の記録はそう書かない。

九枚目も、台紙つき

草の崖、アッパー・ミズーリ
ジョージ・カトリン《草の崖、アッパー・ミズーリ》1861年から1869年。油彩、カード、板紙に裏打ち。館の記録では、縦45センチ、横62.5センチとされる。ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵。ジョージ・カトリン《草の崖、アッパー・ミズーリ》ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵

こちらも、台紙に載る。

もっとも、窓は四角である。

丘が、黄緑と褐色で描かれる。

奥に、川と平地が続く。

空に、桃色の雲がある。

九枚目の色

丘は、黄緑と褐色である。

そして、空に桃色の雲がある。

二つの窓

八枚目は楕円、九枚目は四角である。

つまり、形が違う。

二枚の大きさ

47.7センチと45センチ。

つまり、二センチ七ミリの差である。

同じ形式

どちらも、台紙と札が同じである。

つまり、同じ組だろう。

分かれた経路

同じ画家の作が、別の館へ入る。

つまり、来歴が違う。

二つの館の年

一つの館の七枚は、早い時期である。

そして、別の館の二枚は、後年である。

九枚の年

六枚が1832年、一枚が1835年から1836年。

そして、二枚が1861年から1869年。

生涯との比

三十七年は、長い。

つまり、活動の広い範囲を覆う。

三十七年の幅

つまり、三十七年に散らばる。

目的の違い

旅の記録と、後の作品。

つまり、作られた事情が違う。

二つの時期

若いころの写生と、後年の絵。

つまり、性格が違う。

二つの群

二十八センチ台が六枚。

そして、四十五センチ以上が三枚。

九枚の寸法

縦は28.3から49.6センチまで。

つまり、二つの群に分かれる。

二ミリの幅

縦の差は、二ミリである。

つまり、ほぼ同じと言ってよい。

六枚が、同じ大きさ

28.3から28.5センチ、そして36.4から36.6センチ。

つまり、ほぼ同じである。

まとめて、用意する

同じ大きさの板や布を、まとめて持つ。

つまり、旅の支度である。

揃うということ

同じ大きさの布を、続けて使ったのだろう。

もっとも、館の記録はそう書かない。

乾く時間

油彩は、乾くのに時間が掛かる。

つまり、運ぶには工夫が要る。

旅のための判型

小さければ、持ち運べる。

つまり、旅先で描ける大きさである。

二つの館

七枚がワシントンの一つの館、二枚が別の館にある。

つまり、分かれている。

分かることと、分からないこと

分かるのは、寸法・技法・年・所蔵である。

そして、分からないのは、後年の二枚の描かれ方である。

記録の範囲で、書く

当サイトは、記録と画像で確かめられることを書く。

そして、それ以上は推測として括る。

当サイトの
「記録」という言葉を、疑ってみるでも、
この画家の絵を扱った。

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