画家を知る

地名のある題と、ない題——ポール・セザンヌ

七点目から

建物の名と、地名のない二点。

つまり、群が変わる。

残る三点

一点は建物の名、二点は地名がない。

つまり、群が変わる。

七点目

建物の名である。

シャトー・ノワール
ポール・セザンヌ《シャトー・ノワール》1900年から1904年。カンヴァスに油彩。館の記録では、縦73.7センチ、横96.6センチとされる。額を含むと、縦97.8センチ、横120.3センチ、奥行き5.7センチになる。ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵。ポール・セザンヌ《シャトー・ノワール》ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵

横長の画面である。

中央に、黄土色の建物がある。

その周りを、木が覆う。

木の幹が、斜めに走る。

色は、青と緑が主になる。

地図に、載るか

土地の呼び名は、地図に載ることもある。

つまり、地名に近づく。

屋敷の名

土地の人が呼ぶ名である。

もっとも、記録に説明はない。

固有の名

建物に付いた名である。

つまり、地名に近い。

色の名

黒、という語が入る。

つまり、建物の見た目に由来しそうである。

訳すと

黒い館、という意味になる。

もっとも、記録に説明はない。

記号の形

斜めの線である。

つまり、五点目と違う。

年の結び方

二つの年が、斜線で結ばれる。## 年の書き方

二つの年が、斜線で結ばれる。

つまり、幅になる。

同じ館でも

八点目も、斜線である。

つまり、二点になる。

五点目とは、違う

一方は短い線、他方は斜線である。

つまり、記号が揃わない。

地名の、ない群へ

ここから、題に地名が入らない。

つまり、二点続く。

八点目

地名のない一点である。

道の曲がり
ポール・セザンヌ《道の曲がり》1900年から1906年。カンヴァスに油彩。館の記録では、縦82.1センチ、横66センチとされる。額を含むと、縦106センチ、横90.1センチ、奥行き8.8センチになる。ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵。ポール・セザンヌ《道の曲がり》ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵

縦長の画面である。

手前に、白い道が曲がる。

その先に、赤い土の斜面がある。

左に、四角い壁が立つ。

上に、青い空が広がる。

三語ほど

見えるものだけである。

つまり、短い。

何が、書かれるか

道の曲がり、とだけある。## 題が、短い

道の曲がり、とだけある。

つまり、場所がない。

絵から、推すか

赤い土と、白い道。

つまり、南の土地らしい。

何も、絞れない

どこの道かは、分からない。

つまり、手掛かりがない。

道の縦

道が奥へ伸びるため、縦が要る。

もっとも、記録に理由はない。

二点目の縦長

六点目と、この一点である。

つまり、二点になる。

最後の一点

九点目を見たい。

つまり、こちらも地名がない。

九点目

もう一点、地名がない。

水辺で
ポール・セザンヌ《水辺で》1890年ごろ。カンヴァスに油彩。館の記録では、縦73センチ、横92.5センチとされる。額を含むと、縦103.51センチ、横121.92センチ、奥行き13.97センチになる。ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵。ポール・セザンヌ《水辺で》ナショナル・ギャラリー(ワシントン)蔵

横長の画面である。

手前に、静かな水面がある。

その上に、木立が茂る。

木の下に、白い建物が見える。

水面に、影が映る。

題が、短い

水辺で、とだけある。

つまり、こちらも場所がない。

水と、木立

いずれも、水面と木立である。

つまり、構図も近い。

三点目と、似る

いずれも、水辺の眺めである。

つまり、主題が近い。

同じ規格

同じ大きさの布らしい。

もっとも、記録に説明はない。

寸法も、近い

73センチと、92.3センチ、92.5センチ。

つまり、ほとんど同じである。

断定しない

題に地名がなければ、決められない。

つまり、そこで止まる。

同じ場所か

同じ川かもしれない。

もっとも、題からは決まらない。

三つの数字

103.51、121.92、13.97センチ。

つまり、いずれも二桁である。

額の小数

額の寸法が、小数第二位まで書かれる。

他の記録では

多くは、小数第一位までである。

つまり、この一点だけ細かい。

数えると

七点と、二点である。

つまり、地名のあるほうが多い。

九点の題

地名が入るものが七点。

そして、入らないものが二点。

種類が、分かれる

町、都市、人、そして建物。

つまり、四通りある。

七点の内訳

町の名が四点。

都市の周辺が一点。

人の名が一点。

そして、建物の名が一点。

二点の共通

一点目と四点目である。

つまり、いずれも絞りが緩い。

周辺という語

二点の題に、周辺を示す語がある。## 近く、という語

二点の題に、周辺を示す語がある。

つまり、絞りが緩む。

絵だけで

構図や色から、推し量るほかない。

つまり、確かではない。

地名がなければ

場所は、絵から推し量るほかない。

つまり、確かめられない。

記録としての強さ

地名があれば、後から照らせる。

つまり、価値が変わる。

年の並び

1873、1875、1876、1883、1885、1890、1890、1904、1906年。

つまり、散らばる。

九点の年

1873年から1906年まで。

三十三年の幅

最も早い年と、最も遅い年の差である。

つまり、長い期間になる。

年の書き方

数字だけが一点。

短い線で結ぶものが一点。

斜線で結ぶものが二点。

そして、ごろ、が付くものが五点。

四通り

年の書き方は、四通りある。

つまり、揃っていない。

一点には、ない

額の寸法がないのは、一点である。

つまり、ほとんどにある。

九点の額

八点に、額の寸法がある。

奥行きの有無

そのうち、奥行きがあるのは七点である。

つまり、二点だけ違う。

二つの館で

改行の有無、記号、そして小数の桁。

つまり、三か所で分かれる。

記録を、直さない

額の縦横、小数の桁、そして記号。

つまり、そのまま写した。

そのうえで、書く

合わないところは、合わないと書く。

つまり、隠さない。

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同じ画家については、セザンヌのテーブルは、なぜつながっていないのかでも扱っている。

そちらでは、静物の絵を見た。

読み方の提案

題に地名があるかを、見てほしい。

なければ、場所は分からない。

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