画家を知る

一枚の紙が、二点になる——フランシス・ウィリアム・エドモンズ

三枚目の紙

最後の組である。

つまり、三枚目になる。

三組目の表

三つの習作が載る。

習作三点
フランシス・ウィリアム・エドモンズ《習作三点》1838年ごろ以降。生成りの網目紙に鉛筆。館の題は、左を向いて立つ人物、二人の人物と犬のいる室内、風景、と続く。館の記録では、縦16.8センチ、横20.3センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。シュワルツ基金による購入、1987年。フランシス・ウィリアム・エドモンズ《習作三点》メトロポリタン美術館蔵

中央に、人物が立つ。

顔は、左を向く。

右上に、四角い枠がある。

その中に、人と犬がいる。

中央下に、濃い影の塊がある。

三つの内訳

立つ人物、室内、そして風景。

つまり、種類が違う。

数の書き方

題の頭に、三点とある。

つまり、数が示される。

三つを、数える

館は、三点と数えている。

つまり、一枚に三つある。

額のように

枠は、別の紙のように見せる。

つまり、囲いになる。

枠の役目

枠は、別の場面であることを示す。

つまり、区切りになる。

枠のある一つ

右上の一つだけ、枠で囲まれる。

つまり、別に扱われている。

めくった側

同じ紙の、反対側である。

つまり、対になる。

三組目の裏

同じ紙の、裏である。

習作三点
フランシス・ウィリアム・エドモンズ《習作三点》1838年ごろ以降。生成りの網目紙に鉛筆。館の題は、左を向いて立つ人物、人物たちと犬のいる室内、風景、と続く。館の記録では、縦16.8センチ、横20.3センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。シュワルツ基金による購入、1987年。フランシス・ウィリアム・エドモンズ《習作三点》メトロポリタン美術館蔵

中央左に、人物が立つ。

顔は、左を向く。

右に、人と犬の集まりがある。

左下に、小さな塊がある。

紙に、茶色の染みが広がる。

並べて、読む

二つの題を、並べて読みたい。

つまり、差が見える。

題が、一語だけ違う

表の題には、二人の人物とある。

そして、裏の題には、人物たちとある。

二人という数

表では、二人と数えている。

そして、裏では数えない。

数を、書くか

一方は数を書き、他方は書かない。

つまり、書き方が揃っていない。

何人か

二人にも、三人にも見える。

つまり、数えにくい。

重なる線

人物の線が、互いに重なる。

つまり、輪郭が追いにくい。

数えられなかったか

裏の人物は、重なって見える。

つまり、数えにくい。

推測である

理由は、記録に書かれていない。

つまり、確かめられない。

染みの位置

紙の四隅と、上の縁である。

つまり、外側から広がる。

染みという情報

裏には、茶色の染みがある。

つまり、紙が傷んでいる。

同じ形

染みの形が、似ている。

つまり、裏まで染みている。

表にも、ある

表の縁にも、同じような染みがある。

つまり、同じ紙の両面である。

最後の一点

九点目を見たい。

つまり、貼られた一点である。

九点目

最後の一点である。

母と赤ん坊、木の下絵
フランシス・ウィリアム・エドモンズ《母と赤ん坊、木の下絵》1838年ごろ以降。生成りの網目紙に鉛筆。館の記録では、写生帖の裏表紙の内側に貼られているとされる。館の記録では、縦16.8センチ、横20.3センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。シュワルツ基金による購入、1987年。フランシス・ウィリアム・エドモンズ《母と赤ん坊、木の下絵》メトロポリタン美術館蔵

女性が、床に座る。

膝を、前に伸ばす。

その手前に、小さな子がいる。

左上に、木の下絵がある。

紙の四隅に、染みが広がる。

めくれない

貼られていれば、裏は見えない。

つまり、面は一つになる。

貼られている

この一点は、表紙の内側に貼られている。

つまり、めくる頁ではない。

語の数

紙の色、作り、画材、そして貼り付けの位置。

つまり、四つが並ぶ。

素材の欄が、長い

素材の欄に、貼り付けの説明が入る。

つまり、九点で最も長い。

最初と、最後

表紙の内側は、帖の端にあたる。

つまり、余った面である。

帖の終わり

裏表紙は、最後の面である。

つまり、位置が分かる。

裏表紙という位置

写生帖の、最後にあたる。

つまり、順序が分かる。

番号にも、表裏がない

この一点の番号には、表も裏も付かない。

つまり、片面だけである。

揃っている

九点とも、同じ書き方である。

つまり、差がない。

九点の年

いずれも、1838年ごろ以降とある。

開いた幅

始まりだけが示される。

つまり、終わりがない。

以降という語

年の欄に、以降、が付く。

つまり、終わりが決まっていない。

幅が、開いている

いつまでかは、書かれていない。

つまり、下限だけが示される。

他の記録では

ふつうは、およそ、や、から、で幅を示す。

つまり、両端が書かれる。

珍しい書き方

年の欄は、ふつう幅を閉じる。

つまり、これは例外になる。

描いた日

一頁ごとの日付は、書かれていない。

つまり、順も分からない。

何年も、使う

一冊を、何年も持ち歩くことがある。

つまり、年が一つに決まらない。

写生帖という事情

写生帖は、長く使われる。

つまり、一度に描き終えない。

だから、閉じない

使われた期間が、決められない。

つまり、以降、と書くほかない。

揃っているか

語の並びは、同じである。

もっとも、細かい部分が違う。

九点の素材

いずれも、生成りの網目紙に鉛筆である。

書き方が、三通り

読点の入るもの、区切りのないもの、そして貼り付けの説明が付くもの。

記号の有無

繋ぎの記号が、一点だけ抜ける。

つまり、二語に分かれる。

綴りの差も、ある

生成りを表す語に、繋ぎの記号が入らない一点がある。

つまり、四通りに分かれる。

直さない

いずれも、そのまま写した。

つまり、当サイトでは整えない。

面という単位

館は、面ごとに登録する。

つまり、紙ではない。

表と裏という考え方

一枚の紙に、二つの番号が付く。

つまり、面が単位になる。

どちらも、正しい

紙で数えるのも、面で数えるのも間違いではない。

つまり、目的が違う。

数え方の問題

紙で数えれば、少なくなる。

そして、面で数えれば、多くなる。

九点は、何枚か

三組の対と、片面が三点。

つまり、紙としては六枚である。

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同じ画家については、銀行に勤めながら、台所を描くでも扱っている。

そちらでは、人の場面を見た。

読み方の提案

収蔵番号の末尾を、見てほしい。

表か裏かが、そこに書かれている。

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