画家を知る

夫の名で、記録される——ジェームズ・ピール

七点目へ

名のない紳士の肖像である。

つまり、三点目になる。

三点目の、名なし

紳士の肖像、という題である。

つまり、こちらも名がない。

七点目

名のない紳士である。

紳士の肖像
ジェームズ・ピール《紳士の肖像》1799年。象牙に水彩。館の記録では、縦7センチ、横5.8センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。マニー氏の寄贈、2006年。ジェームズ・ピール《紳士の肖像》メトロポリタン美術館蔵

楕円の小さな画面である。

男性が、黒い上着を着る。

金の釦が、二列に並ぶ。

首に、白い布を巻く。

金属の枠に収められる。

名が、ない

題は、紳士の肖像、である。

つまり、こちらも名がない。

内訳

婦人が二点、紳士が一点である。

つまり、女性のほうが多い。

名のない三点

婦人が二点、紳士が一点。

つまり、三点になる。

八点目へ

姓名が、そのまま題になる。

つまり、括弧がない。

名のある一点

本人の姓名が、そのまま題になる。

つまり、括弧が要らない。

八点目

名のある紳士である。

フランシス・ドゥポー
ジェームズ・ピール《フランシス・ドゥポー》1802年。象牙に水彩。館の記録では、縦7.2センチ、横5.7センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。ハモンド氏の寄贈、1963年。ジェームズ・ピール《フランシス・ドゥポー》メトロポリタン美術館蔵

楕円の小さな画面である。

若い男性が、白い髪をしている。

黒い上着に、白い布を高く巻く。

顔は、やや右を向く。

画像に、色がない。

十九世紀に入る

1802年である。

つまり、世紀をまたぐ。

九点で、最も遅い

1802年である。

つまり、最も新しい一点になる。

最後の一点

九点目を見たい。

つまり、寸法に問題がある。

九点目

最後の一点である。

リチャード・トマス三世
ジェームズ・ピール《リチャード・トマス三世》1796年。象牙に水彩。館の記録では、見える範囲で縦7.3センチ、横5.9センチとされる。メトロポリタン美術館蔵。ジェサップ基金による購入、1931年。ジェームズ・ピール《リチャード・トマス三世》メトロポリタン美術館蔵

楕円の小さな画面である。

年配の男性が、白い髪をしている。

茶の上着に、緑の胴着を重ねる。

金色の枠が、周りを囲む。

背景は、緑である。

断りの意味

枠の内側で測った、ということである。

つまり、範囲が限られる。

三点の内訳

三点目、六点目、そして九点目である。## 三点の内訳

三点目、六点目、そして九点目である。

つまり、三分の一になる。

三点目の、見える範囲

この一点にも、その断りがある。

つまり、三点になる。

括弧の中

センチが、括弧に入る。

つまり、従になる。

二つの単位

インチが先、センチが括弧に入る。

つまり、併記である。

寸法を、見たい

インチと、センチが併記される。

換算という作業

インチをセンチに直すのは、機械的である。

つまり、ずれにくい。

他の記録では

インチとセンチは、ふつう一致する。

つまり、これは例外になる。

換算が、合わない

インチの値を換算すると、別の数字になる。

数字を、並べる

インチでは、二・二五と一・八七五である。

センチに、直すと

およそ5.7センチと、4.8センチになる。

記録の値

もっとも、記録は7.3センチと5.9センチとある。

数字を、並べる

インチでは、およそ4.8センチになる。

そして、記録は5.9センチとある。

横も、違う

横でも、一センチほど食い違う。

つまり、両方ずれる。

一・六センチの差

縦で、一・六センチほど食い違う。

実物を、測れない

当サイトでは、確かめる手立てがない。

つまり、そのまま示す。

断定しない

インチが正しいのか、センチが正しいのか。

つまり、確かめられない。

どちらが正しいか

こちらでは、決められない。

他の八点では

他の八点は、インチとセンチが合う。

つまり、この一点だけ違う。

方針として

記録は、館のものである。

つまり、こちらで整えない。

直さない

当サイトでは、記録をそのまま写す。

つまり、直さない。

数えると

三点、三点、そして三点である。

つまり、均等に分かれる。

九点の題

夫の名で書かれるものが三点。

名のないものが三点。

そして、本人の名だけのものが三点。

きれいに、三つ

三通りが、三点ずつになる。

つまり、揃っている。

女性の題

夫の名か、婦人の肖像か。

つまり、二通りしかない。

五点の内訳

夫の名が三点、名なしが二点である。

つまり、本人の名だけの題はない。

男と、女

女性を描いた五点のうち、名が題になるのはない。

夫の名か、無名か

括弧に入るか、そもそも書かれないか。

つまり、二通りしかない。

男性の題

姓名か、紳士の肖像か。

つまり、こちらも二通りである。

四点の内訳

本人の名が三点、名なしが一点である。

つまり、逆になる。

男性は、どうか

男性を描いた四点のうち、三点は本人の名である。

つまり、そのまま題になる。

同じ形式

九点とも、象牙に水彩で、楕円である。

つまり、条件が揃う。

記録が、示すもの

同じ画家の、同じ形式の細密画である。

つまり、差は記録の側にある。

直さないこと

いまの呼び方に改めれば、当時が消える。

つまり、そのまま残す。

記録が、引き継ぐ

館の題は、当時の呼び方を残している。

つまり、時代がそのまま入る。

当時の慣習

結婚した女性は、夫の姓名で呼ばれた。

つまり、記録がそれを写している。

二つの名

夫の名と、本人の名。

つまり、両方が残る。

括弧という工夫

それでも、本人の名は括弧に残る。

つまり、消されてはいない。

九点の年

1791年から1802年まで。

年の並び

1791、1791、1794、1796、1798、1798、1799、1800年ごろ、1802年。

つまり、密に並ぶ。

十一年の幅

最も早い年と、最も遅い年の差である。

つまり、短い期間になる。

色のある二点

三点目と、九点目である。

つまり、いずれも枠ごと撮られている。

九点の色

色のある画像が二点。

そして、色のない画像が七点。

撮り直しの順

展示や貸し出しの機会が、撮影を呼ぶ。

つまり、外の事情で決まる。

細密画という事情

小さい作品は、展示の機会が少ない。

つまり、撮り直しの順が後になる。

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同じ画家については、四センチの象牙に、四十年でも扱っている。

そちらでは、象牙という材料を見た。

読み方の提案

題の括弧を、見てほしい。

そこに、本人の名が残っている。

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