一つの題に、綴りの誤りが二つ——ジェームズ・マクニール・ホイッスラー
七点目は、丸い上

紙の上が、丸く切られている。
そして、下は四角い。
下のほうに、顔がある。
髪が、細かく描かれる。
中央に、数字がある。
紙の大半が、白いままである。
七点目の姿
下に顔があり、上は白い。
そして、紙の上が丸い。
紙の形
上が丸く、下が四角い。
つまり、切り取られた紙である。
丸い上端
上端が、半円を描く。
つまり、意図して切られている。
切るという行為
帖の頁を、形に沿って切る。
もっとも、館の記録は理由を書かない。
七点目の寸法
縦9.4センチ、横6センチ。
つまり、縦長である。
三つ目の同じ題
七点目も、括弧だけの題である。
つまり、三点目になる。
三点の共通
一点目、四点目、七点目。
つまり、題も技法も同じである。
八点目は、車輪と署名

左に、女性の姿がある。
そして、腰かける。
右に、円が二つある。
その中に、輻が描かれる。
下に、細長い道具がある。
左に、縦書きの文字がある。
八点目の姿
左に女性像、右に円が二つ。
そして、下に道具がある。
三つの要素
人物、車輪、そして署名。
つまり、関係のない三つが並ぶ。
文字の向き
紙を回さなければ、読めない。
つまり、後から書き足したのだろう。
縦書きの文字
左に、文字が縦に書かれる。
つまり、紙を回して書いたのだろう。
署名という語
下に、名らしき文字がある。
つまり、署名だろう。
八点目の寸法
縦14.1センチ、横15.6センチ。
つまり、正方形に近い。
最も縦が長い
縦14.1センチである。
つまり、九点で最も高い。
九点目は、断片

きわめて小さい紙である。
左に、雲のような形がある。
右に、細い線が密に並ぶ。
そして、格子のようになる。
右下に、数字がある。
紙の縁が、不揃いである。
九点目の姿
左に雲のような形、右に細い線。
そして、格子になる。
最も小さい一点
縦2.7センチ、横6.8センチ。
つまり、九点で最も小さい。
縦の短さ
縦2.7センチである。
つまり、指の幅ほどである。
切手ほどの大きさ
面積は、およそ18平方センチである。
つまり、切手ほどである。
断片という状態
全体ではなく、一部である。
つまり、切り取られた紙である。
題に、断片
題に、断片という語がある。
つまり、一部であることを示す。
表と、裏
紙には、表と裏がある。
そして、両面に描かれることがある。
裏面という語
さらに、裏面という語がある。
つまり、紙の裏側である。
別の番号
表の側にも、番号があるだろう。
もっとも、館の記録は示さない。
表は、どこか
表の側も登録されているのだろう。
もっとも、この記事では扱わない。
小さくても、記録される
大きさによらず、番号が与えられる。
つまり、扱いは同じである。
断片も、一点
小さな断片にも、番号が与えられる。
つまり、独立した作品になる。
縦の並び
2.7、6.5、8.3、9.4、9.7、9.8、10.2、13.2、14.1センチ。
つまり、幅が広い。
九点の寸法
縦は2.7から14.1センチまで。
そして、横は5.7から17.8センチまで。
横の並び
5.7、6、6.8、9.2、9.5、9.8、15.6、17.8センチ。
つまり、三倍の幅がある。
五倍の幅
縦で、五倍の差がある。
つまり、揃っていない。
切られた理由
売るために切ったのかもしれない。
もっとも、館の記録は書かない。
同じ帖のはず
同じ帖の頁なら、大きさは揃うはずである。
つまり、切られているのだろう。
状態という情報
破れ、切り取り、汚れ。
つまり、扱われた跡が残る。
切られた頁
破れた縁、丸い上、小さな断片。
つまり、原形ではない。
二年という幅
1854年から1855年まで。
つまり、二年である。
九点の年
九点とも、1854年から1855年である。
つまり、二年の幅である。
一九七〇年
受入年は、九点とも1970年である。
つまり、同じ日だろう。
九点の来歴
九点とも、同じ三人の寄贈である。
そして、年は1970年。
名の並び
三人の名が、順に並ぶ。
つまり、共同の名義である。
三人の寄贈者
来歴の一行に、三人の名が並ぶ。
つまり、共同での寄贈である。
帖の行方
一冊の帖が、館に入る。
そして、頁ごとに登録される。
一括して、館へ
一冊分の頁が、まとめて入っている。
つまり、帖として渡されたのだろう。
内容の説明
格子、車輪と太鼓、女性像と車輪と署名。
つまり、見えるものを並べる。
題の三通り
括弧だけ、内容の説明、そして状態の説明。
つまり、三通りある。
留保という言葉
疑問符、未確認、そして綴りの誤り。
つまり、確かでないものが多い。
記録の姿
長い技法欄、綴りの誤り、疑問符、未確認。
つまり、留保と揺れが並ぶ。
直せば、消える
直せば、元の記録が消える。
つまり、慎重さが要る。
それでも、残す
館は、直さずに残す。
つまり、元の記録を尊重する。
分かることと、分からないこと
分かるのは、寸法・画材・年・来歴である。
そして、分からないのは、文字の内容と図の意味である。
空白を、空白のまま
当サイトは、空欄を推測で埋めない。
そして、そのことを書き添える。
当サイトの
写生帖の、一頁ずつでも、
同じ帖の別の頁を扱った。








